東日本大震災で被災した沿岸部の自然歩道「みちのく潮風トレイル」でもクマ対策が行われます。環境省が9月からクマ撃退スプレーを試験的に貸し出すことになりました。
「みちのく潮風トレイル」は東日本大震災からの復興支援として環境省が整備した自然歩道で、青森県八戸市から福島県南相馬市までの沿岸部およそ1000キロを結びます。
環境省によりますと、ルート上では最近、クマの目撃情報が増えていて、7月、岩手県ではオーストラリア国籍の男性が、クマに襲われてけがをしました。
こうした状況を受けて環境省は名取市の「名取トレイルセンター」などルート上の7つの施設で、希望者にクマ撃退スプレーを試験的に貸し出すことにしました。
貸し出しは有料で、9月末ごろからクマが冬眠に入る12月までを予定しています。
環境省は今年の状況を確認して、来年4月から本格的な導入を目指すとしています。
