IRいしかわ鉄道・小松駅から一駅の「粟津駅」。周辺には1300年以上の歴史を誇る粟津温泉をはじめ、魅力的なスポットが点在している。猛暑でも快適に過ごせる屋内施設、地元名産のトマトをふんだんに使ったスムージー、顔よりも大きな36cmのホットドッグ、そして伝統工芸・九谷焼のろくろ体験まで。子どもから大人まで楽しめる、夏の思い出作りにぴったりの寄り道旅を、石川テレビの加藤葵アナウンサーが紹介する。

石川・小松駅から一駅で行ける夏旅スポット

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粟津駅から車で約5分。まず訪れたのは、小松市民の憩いの場としても知られる「木場潟公園」。水と緑に囲まれた園内は、散策する人の姿がよく見られるが、暑い時期に無理は禁物だ。

加藤葵アナウンサー:
景色も天気も良くて、たくさんお散歩したいんですが、暑い!

そんな時に頼りになるのが、公園のすぐ隣にある体験型お出かけスポット「木場潟さとしるべ」だ。中に入ると、冷房が効いた涼しい空間が広がる。ここには子どもたちが思いっきり体を動かせる遊具スペースがあり、しかも利用料は無料。これなら暑さを気にせず、親子で安心して楽しむことができる。

地元名産トマトを堪能!ひんやりスムージーと収穫体験

「木場潟さとしるべ」に来たら、絶対に味わってほしいものがある。小松市の名産、トマトをふんだんに使った「トマトスムージー」だ。淡いオレンジ色をしたスムージーを一口飲むと、「ひんやり生き返る」。トマト本来の酸味と味わいがしっかりと感じられ、爽やかな一杯だ。

このスムージーに使われているトマトは、施設内で栽培されたもの。ここでは太陽光発電を利用したハウス栽培が行われており、ハウスの見学やトマトの収穫体験もできる。つやつやで美味しそうなトマトを自分の手で収穫するのは、格別。収穫体験は、団体であれば平日のみで予約が必要だが、個人なら土日祝日に予約不要で参加できるそうだ。

顔より大きい!?36cmのスペシャルボブドッグ

たくさん遊んで収穫体験をしたら、お腹が空いてくる。そんな時に訪れたいのが「ボブハウス」だ。古き良きアメリカンダイナーを思わせる内装が特徴的で、明るい店主の長谷川さんが出迎えてくれる。

オーダーしたのは、看板メニューの「スペシャルボブドッグ」。運ばれてきたホットドッグに、「大きすぎませんか」と目を丸くする。それもそのはず、実際にメジャーで測ってみると、その長さは36cmもあった。顔と比べても、その大きさは歴然だ。このメニューを目当てに来る客も多く、家族で分けて食べることもできるという。ずっしりと重いホットドッグを頬張ると、ジューシーなソーセージ、まろやかな卵、フレッシュなレタスが口いっぱいに広がり、「大満足、間違いなし」のおいしさだ。

さらにこの店は、愛犬とも楽しめるように専用のドッグハウスが用意されている。中は冷房完備で、写真撮影用の着ぐるみまであるというから驚きだ。

旅の思い出を形に…伝統工芸・九谷焼のろくろ体験

旅の最後にやってきたのは、粟津温泉の入口にある九谷焼の店「窯元 九谷良山堂 九谷焼体験工房 良山」。店内には色鮮やかな九谷焼がずらりと並び、中にはお土産に良さそうな小さい猫の置物や、普段使いできそうなシンプルなデザインの器もある。

この店では、九谷焼作家の山下好弘さんの指導のもと、ろくろ回しを体験することができる。見ていると簡単そうに思えるが、実際にやってみると粘土が「ぐわんぐわん」と揺れてしまい、なかなか思い通りにはいかない。

それでも、冷たくて気持ちいい土に触れていると、心が落ち着いてくるようだ。山下さんから「せっかちな人は粘土を上げるスピードも早い」と指摘され、自身の性格が判明する場面も。悪戦苦闘の末、一人暮らしにぴったりのサイズの平皿が完成した。

この後、山下さんが焼きと色付けを行い、完成品が手元に届くのは2〜3カ月後。旅の思い出が形になって届くのは、待ち遠しい時間だろう。

完成した九谷焼
完成した九谷焼

小松駅から一駅足を延ばすだけで、グルメから体験まで、夏の思い出作りにぴったりのスポットが満載の粟津エリア。この夏、訪れてみてはいかがだろうか。

(石川テレビ・8月17日放送)

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