今年6月、仙台市青葉区の橋から飛び降りようとした10代の女性に声をかけて救助にあたった4人に感謝状が贈られました。4人は偶然、その場に居合わせた病院職員や学生でした。
今年6月20日の朝、青葉区の橋から飛び降りようとしていた10代の女性を最初に目撃したのは、ランニングをしていた東北大学病院の職員、岡本典子さんでした。
東北大学病院職員 岡本典子さん(56)
「最初は『話そうよ』という感じで止めたと思います。間に合って良かったと思っています」
その後、近くを通りかかった看護師の今野広將さん。部活動に向かう途中だった東北大学医学部2年生の井上葵陽さんも協力し、女性にしがみついて説得しました。
看護師 今野広將さん(48)
「絶対に手は離さないで助けるという気持ち一つで、ただ、早く落ち着いてほしいので、優しい声掛けと受容するという気持ちで接しさせていただいた」
東北大学医学部2年生 井上葵陽さん(19)
「自分自身、医療従事者の卵として大学に通っているので、正しい行為ができたのではとほっとしています」
その状況を目撃した、尚絅学院高校2年生の藤田将一郎さんがすぐに警察に通報。偶然居合わせた4人の連携で、女性は無事に保護されました。
尚絅学院高校2年生 藤田将一郎さん(17)
「自分にできることを考えた時に、110番しなければと思って。やらなけらばいけないことをやって、こういう機会を与えていただいて光栄に思っている」
警察は4人の行動力を称えた上で、差し迫った状況の際は、ためらわずに警察や消防に連絡してほしいとしています。
