暑さの中、駐車場に止めた車に子どもだけを残す事は重大な事故につながる恐れがあります。
事故を防ごうと富山県内のパチンコ店などでは日々の見回りを続けています。
富山市のパチンコ店です。
午後2時、この日も駐車場の見回りが行われていました。
この店ではこの時期、1時間毎に駐車場を見て回ります。
*マルハン富山店 瀬川秀之マネージャー
「駐車場の車の中にお子さんがいるか、誰かが休憩していないか確認している」
夏場はフロントガラスに日除けがある車も多く、横の窓からの確認も欠かしません。
特にファミリーカーは念入りにチェックしています。
*マルハン富山店瀬川秀之マネージャー
「今、中にチャイルドシートらしきものが見えたのでお子さんがいるかもしれないと確認した」
*リポート
「きょうは薄曇りの天気ですが、こちら1時間程放置した車内の温度は現在、47.2度をさしています」
高温になる車内、万が一子どもが放置されれば重大な事態になりかねません。
パチンコの業界団体は過去の事故を踏まえ、駐車場の巡回に加え、子どもをつれて店の駐車場に入らないよう、呼び掛けています。
しかし、それでも子どもが車内に放置された事例は全国で年間20件から30件程度確認され、その都度、店側は保護者に退店を求めています。
団体は個々のケースをホームページで公開しています。
このうち千葉県でエアコンがついていない施錠された車内で2歳の女の子が見つかったケースは、両親ともに店内にいて「子どもが寝ていて涼しかったので大丈夫だと思った」と話したといいます。
また、島根県では生後間もない赤ちゃんがエンジンがかかった車内でひとりでいるのを店員が確認、店にいた父親は警察に事情聴取をうけました。
再び富山市のパチンコ店。
この店でも過去、小学生が一人エンジンがかかった車内にいるのが確認されました。
*マルハン富山店 瀬川秀之マネージャー
「ご両親から子どもが大きいから何かあれば自分で外に出られるため大丈夫という認識だった。子どもがどういう状態であれ1人で車の中にいることは遠慮させていただいており納得いただき、お子さんと一緒に退店いただいた」
子どもの車内放置は熱中症のほか、車外に飛び出して事故に遭う恐れや、不審者による声かけや連れ去りなどの危険性があり、児童虐待にあたります。
子どもだけを車内に残すことの危険性。
大人は改めて理解する必要があります。
