■8月10日(月)再建に向けた大きな一歩
この日、会津若松市の酒店「渡辺宗太商店」で販売が始まった純米酒。6月の火事で蔵を全焼した喜多方市の笹正宗酒造の焼け後から救い出された奇跡の酒だ。
渡辺宗太商店の渡辺宗太郎さんは「あのタンクに入っていたお酒だと思うと、感慨深いものがある」と語った。
開店した直後から大勢の客が笹正宗を手に取っていた。
笹正宗酒造では、別の酒蔵の一角を借りて酒造りを始めるなど、再建に向けて動き出している。
■8月11日(火)異例のルート 台風15号が最接近
台風が接近中だったいわき市では、波立海岸の監視塔が倒壊。また、いわき市役所近くの公園では倒木が確認された。
いずれも強風による影響とみられ、ケガ人はいなかった。
翌12日に台風は熱帯低気圧に変わったが、果樹農家などでは被害の報告も。福島市の果樹園では雨で水分を含んでしまったモモが落果したり、強風でリンゴの木が折れたりと出荷前の果物に大きな打撃を受けた。
いわき市でもナシが落ちるなどの被害が複数確認された。
■8月12日(水) 早くも秋の味覚・ナシを出荷
郡山市に開所したナシの共同選果場では、早くも出荷作業が始まった。
収獲された幸水を、光センサーで大きさや糖度を判別し、ランクごとに箱詰めをしていく。
生育は順調で、甘くてみずみずしいナシに仕上がったという。
JA福島さくら郡山地区梨生産部会の佐東富士夫さんは「十二分に水分もあり、高温に恵まれ糖度も高いナシができている」と太鼓判を押す。
JA福島さくらでは、10月上旬にかけて豊水やあきづきなど、あわせて193トンを県内外に出荷する予定。
■8月13日(木)いわきじゃんがら踊り
新盆を迎えた家を訪ね、亡くなった人を供養するじゃんがら念仏踊りが福島県いわき市で披露された。
じゃんがら念仏踊りは、江戸時代から続く福島県いわき市の無形民俗文化財。
8月13日から2日間で34軒をまわるという「下神谷じゃんがら保存会」では、少子化などにより踊り手が減少している一方、いわきのお盆に欠かせないこの行事を守ろうと、若い世代も奮闘している。
