東日本大震災の発生から15年5カ月となった8月11日、宮城県石巻市で追悼の明かりがともされ、熊本地震の被災地にも、黙とうが捧げられました。
暗闇にともされたあたたかな光。
石巻市南浜町にある「がんばろう石巻」の看板近くで開かれた、「ココロの灯り」です。
お盆の時期に震災で亡くなった人たちの追悼や、「災害で犠牲者を出さないように」との防災の願いを込めて続けられています。
今年で9回目を迎えるこの行事は、地元の有志などが主体となって続けられていて、県外から来たボランティアなどとともに、お盆の迎え火とキャンドル、およそ1000個が並べられました。
東京から参加
「3.11があった後に、6月からずっと毎月、ボランティアでここに通って、今日は来て良かったなと」
「教訓みたいなものをずっと引き継いでいこうというものを、地元の方の意思をすごく感動して共鳴した」
「熊本、がんばろう!」
7月28日、最大震度7を観測した熊本地震では、災害関連死の疑いを含め、39人が亡くなりました。
その熊本に向け、津波で甚大な被害が出た石巻市から黙とうが捧げられました。
がんばろう!石巻の会 黒澤健一事務局長
「遠方なのでなかなか熊本の大変な時期だと思うので、すぐ何もできませんが、思いを寄せることはまず先にしたいなと思って、今回これを書いた」
東日本大震災では、熊本県からもボランティアや炊き出しなどの支援を受けたといいます。
がんばろう!石巻の会 黒澤健一事務局長
「『がんばれ』というのも他人行儀なので、『がんばろう』一緒に頑張っていこうという思いを文字にした」
命を思う輪が広がっていくように…記憶と、思いをつなぐ明かりをこの場所で、灯し続けます。
参加者
「ここで起きたこととか、いろんなところで起きていることを、いろんな人が同じタイミングで思うというところが、防災や減災にもつながっていくと思う」
がんばろう!石巻の会 黒澤健一事務局長
「多くの仲間やお世話になった方が、東日本大震災で亡くなりました。そういったことを次の世代に起きてほしくない、それだけの思いで続けています。肩肘張らずにできる範囲で続けていきたいと思います」
