オーストリアのウィーン大学は11日、犬が人間の顔に表れるさまざまな感情を見分けていることを初めて確認したと発表しました。
発表によりますと、研究チームが犬に人間のさまざまな表情の写真を見せ、脳の活動を調べたところ、幸せそうな顔を見た際には、喜びや報酬の感覚に関わる脳の領域が活発に反応しました。
また、恐怖や怒り、悲しみの表情にも、それぞれ異なる反応が確認されたということです。
一方、今回の結果だけでは、犬が人間とまったく同じように感情を経験しているとは言えないとしています。
研究に参加した犬はいずれも家庭で飼育されていて、生活環境によって人間の表情への反応が異なる可能性もあるということです。
研究チームは今後、犬が表情や声、身ぶりなどから人間の感情をどのように理解しているのか、研究を続けるとしています。
