大分県大分市の大野川で堤防の芝がはがされる被害が確認されました。
車が複数回走ったとみられる跡が確認されていて、国土交通省が「堤防を傷つけないで欲しい」と呼びかけています。
◆TOS油布良平記者
「被害が確認された堤防に来た。今は私の背丈ほどの草が生い茂っているが当時は刈ったばかり。車はこの堤防を登ったり降りたりしていたとみられる。こちらにはタイヤの跡とみられる痕跡が確認出来る」
被害が確認されたのは大分市中戸次の大野川の堤防です。普段はこのように見える堤防ですが…
2026年6月、芝の一部がはげて土がむき出しに…堤防を管理する国土交通省の大分河川国道事務所の職員が巡回中に発見しました。
被害は2か所で確認されていて、何者かが車で複数回走ったとみられるということです。
◆大分河川国道事務所大野川出張所 石橋正義所長
「堤防の芝や草は実はただ生えているだけでなく堤防を守る重要な一部。こちらを傷つけるということは堤防が決壊する、命を守る大切な堤防が無くなる可能性がある」
大分河川国道事務所によりますと、堤防が損傷すると、大雨で川の水が増水した時に崩れてしまうおそれがあるということです。
この場所での被害は初めて確認されましたが、数年前には、大野川の別の場所にある堤防でも同様の被害が見つかったということです。
堤防を傷つける行為は河川法違反のおそれがあり、6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科される可能性があります。
大分河川国道事務所は「決して堤防を傷つけるようなことはしないで欲しい」と呼びかけています。
