“福岡県議会のドン”と“県のトップ”の間に溝が生まれているのでしょうか。
FNNの単独インタビューで、福岡県の服部誠太郎知事は次のように明言しました。
テレビ西日本・川崎健太記者:
ワンヘルス事業を、一連の事業を今後、根底から見直すという理解で良いか?
福岡県・服部誠太郎知事:
もちろんです。
知事が見直すとしたのは、県議会のドン・蔵内勇夫議長が強く推進するワンヘルス政策です。
人と動物、環境は互いにつながっているという考え方に基づき、一体的に健康を守っていこうというこの取り組み。
蔵内議長とともに政策を進めてきた服部知事でしたが一転、「県民の誤解を招くことになったのは我々の過ちだった」などと見直しを明言。
実は、税金の使い方などを巡って、これまでも批判が集まっていたのです。
まずは、蔵内議長の地元・筑後市の公園に作られたワンヘルスのモニュメント。
投じられた金額は3億円。
そして、福岡市のワンヘルスパーク。
6000万円を投じて整備しましたが、目玉だった馬術体験の利用者は1日平均1人にとどまり、赤字のまま閉園しました。
さらに、みやま市に現在建設中のワンヘルスセンター。
総事業費は200億円に上ります。
3億円をかけたモニュメントについて、福岡県議会の蔵内勇夫議長は「あれはね、私は評価されると思います。ある意味ではワンヘルスの発祥の地となるでしょう。そういったところには、やはりシンボルが必要なんです」と語りました。
多額の税金を投じてきた政策を巡り、県議会のドンと県のトップの認識に大きな違いが生まれています。
