渇水のため、一部で取水制限が行われている県西部を流れる庄川ですが、この水不足が続いた場合、特産のアユに影響がでる可能性が指摘されています。
富山河川国道事務所などによりますと、庄川上流の岐阜県内では、先月から雨量がきわめて少なく、御母衣ダムの貯水量は今月14日までに0になる恐れがあります。
これを受け、富山河川国道事務所などは庄川からの取水を農業利用などについて、2割制限することを決めました。
県内の河川での取水制限は1994年以来、32年ぶりです。
この時期全国から人が集まるアユ釣りの名所・庄川。
*庄川沿岸漁業協同組合連合会 田子泰彦会長
「川では(アユは)22~23センチを超えている。大きいものは大きいし、数も多い。今年は好調で喜んでいる」
庄川のアユの資源管理などを行う漁業協同組合連合会の田子泰彦会長です。
少雨による、庄川の流量やアユの生育状況には今のところ大きな影響はないと言います。
しかし今後、渇水が進めば、水位が減ってアユの生息範囲が狭くなり、さらに気温の上昇が少なからず影響を与えそうです。
*庄川沿岸漁業協同組合連合会 田子泰彦会長
「猛暑で渇水気味だとますます太陽が当たり水温が上がる。水温がただでさえ高いのに、また上がる。アユは河川水温が28℃を越えると死に始める」
この時期の水温が20度から24度ほどの庄川。
あとあと数度水温が上がれば、アユが死に始めると指摘します。
*庄川沿岸漁業協同組合連合会 田子泰彦会長
「雨ごいでもして「雨降ってくれ」と言うしか漁協にはできない。電力会社や国交省に(対応を)お願いするしかない」
