Jリーグ26/27シーズンがいよいよ開幕した!J2・いわきFCには、苦しむ“ふるさと”に思いをはせながら、その時を待つ選手がいる。

■人工芝から天然芝へ

「J1昇格」を掲げJ2・4年目の戦いへ向かういわきFC。
練習拠点の『いわきFCフィールド』の芝が、7月に人工芝から天然芝に変わった。念願だった天然芝には、多くのメリットがあるという。
いわきFCの田村雄三監督は「天然芝がある練習場への移動がなくなったので、その点はよかった。さらに人工芝じゃないので地面からの照り返しで温度があがることがないので、その点もよかったと思いますし、ケガのリスクも減ったと感じる」と話す。

■幅が広がる 選手の顔ぶれ

練習環境は変わった一方で、百年構想リーグ後ほとんどの選手が残留。加えて6人の新戦力をむかえたことで、選手層は厚みを増した。
田村監督は「入れ替わりが少なかったので、やろうとすることの浸透は早かった。プラスアルファ、新加入の選手のポテンシャルも高かったので、色んなことが幅はすごく広がったかなと思っています」と語る。

■岩下航選手に注目!

そんな幅をもたらす新戦力の1人が、完全移籍で加入した岩下航選手(27)。「1対1」のバトルに強く、ディフェンダーながら積極的な攻撃参加も持ち味だ。
この日初めて経験した、サッカーコート一面を3対3で戦う、いわきらしいハードな練習も粘り強くこなしていた。
岩下選手は「練習の積み重ねによって、やりたいこと・やらなきゃいけないところをしっかり自分で把握しながら。徐々にできてきている部分もある。これからもっとできるように、楽しみな部分のほうが大きい」と話す。

■故郷・熊本を思って

より身体能力を高めるべく、いわきへの移籍を決断した岩下選手。
実は、大地震に見舞われた熊本県の出身。「自分が中学の時に住んでいたところが、被害大きかった。すごく衝撃的な部分も正直あった」と語る。
地元の「ロアッソ熊本」でプロ入りし、2025年からはキャプテンも務めていた。
爆発のあったイオンモールにもよく出かけていたそうで…「熊本の中でも結構大きいお店で、小名浜のイオン的な、そういう感じ。ショックは当然受けますし、ビックリもしますね、ああいう爆発があったのは」と話す。

当たり前にサッカーを出来ていることへの感謝、いまなお震災と戦う“ふるさと”への思いを胸に、いわきの地で一生懸命戦い抜くことを誓う。

「見ている人たちを笑顔にできるプレー、勇気を与えられるようなプレーは常に心掛けているところなので、スタジアムでお見せできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

福島テレビ
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