愛媛県今治市は81年前の6日に大規模な空襲に見舞われ、今年も犠牲者を悼んで慰霊碑に訪れた市民が花を手向けました。経験者は空襲で親族3人を一度に失った無念に今もさいなまれています。

市民が戦争の犠牲者を悼むため訪れたのは今治市別宮町の寺「南光坊」。慰霊碑の「戦災の碑」は、空襲の犠牲者を追悼し恒久平和を祈るため2008年に建てられました。

慰霊碑に花をたむける市民の中に、今治空襲を経験した91歳の杉野三郎さんの姿がありました。杉野さんは小学5年生だった1945年、8月6日の3回目の空襲で義理の兄と3歳の姪、生後わずか1週間の甥の3人を一度に失いました。

杉野さんは空襲の体験と戦争への思いを尋ねられると嗚咽し、81年経った今でも言葉に尽くせない無念さを募らせていました。

今治市の戦災を記録する会・新居田大作会長:
「過去の厳しい戦災というものを知ってもらわないと。漠然とただ言葉の上での平和ではね」

献花を主催した団体は戦災の記憶を伝えていきたいとしています。

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テレビ愛媛
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