8月2日、3日に開かれた長岡まつり大花火大会。今年は目玉となっている復興祈願花火「フェニックス」の打ち上げ時間を例年よりも後ろ倒しして来場者の分散退場を狙ったが、2日の東京行きの最終新幹線に多くの人が乗れず、近くのアオーレ長岡を開放する事態となり、124人が一夜を明かしたことが分かった。
8月2日に開かれた長岡まつり大花火大会。日本三大花火の一つとして有名で、今年も36万席の有料観覧席はすべて完売となり、当日も多くの人で賑わいを見せた。
長岡の夜空を彩る大輪の花は訪れた人を魅了。花火大会の目玉の一つ、復興祈願花火「フェニックス」の打ち上げ前には「フェニックス花火は勇気を届ける復興のシンボルです。今もつらく大変な思いをしている熊本の皆さん、私たちは誰も一人ではありません」と熊本地震の被災地にもエールを送った。
このフェニックスの打ち上げ時間を巡っては今年、来場者の分散退場を目的に去年よりも約30分後ろ倒しで打ち上げられたが、フェニックスの打ち上げが終わったころには、午後9時を回っていた。
花火大会後、長岡駅前は混雑。結果、東京行きの最終新幹線に乗れなかった人が多く見られた。長岡花火財団はJR東日本などとの事前協議に基づき、近くにあるアオーレ長岡を開放。3日朝までアオーレ長岡で過ごした人数は124人に上っていた。
長岡花火財団によると、体調を崩した人は確認されておらず、「最終の新幹線に乗れなかった人が出たのは、フェニックスの打ち上げ時間の変更やプログラムの進行遅れによるものかはわからない」と回答。
ただ、一方で「フェニックスの打ち上げ時間の変更は有料観覧席における分散退場には一定の効果はあったと思う」との見解も述べた。
花火財団は、プログラムの見直しは毎年行っているとして、今年もプログラムを含めて課題を洗い出したうえで見直しを行う考えだ。
