外はカリカリ、中はとろとろのたこ焼き。
東京・墨田区にあるたこ焼き店では、物価高にあって6個400円というリーズナブルな価格が地元の人から喜ばれています。
客から聞こえてきたのは「一時的に(消費税が)下がるのはうれしい」といった声でした。
高市総理が目玉と位置付ける食料品の消費税減税。
政府は5日、臨時閣議を開き、飲食料品の消費税率について2027年4月から2年間、1%に引き下げる基本方針を閣議決定しました。
先ほど取材に応じた高市総理は「今後ですけれども、制度の詳細設計をさらに進めて、9月には大綱を決定した上で臨時国会に法律案を提出して早期成立を目指したいと考えております」と述べました。
どういう食料品が消費税1%になるのでしょうか。
今回の減税では食料品の全てが1%となるわけではなく、店で食べる外食は10%のままに据え置かれます。
一方で、冒頭のたこ焼き店でテイクアウトした場合、8%から1%に減税されることになります。
たこ焼き たい焼き こんこん・寺口雪乃店主:
(減税で)買い物意欲がわいて消費が上がって、お金の巡りが良くなるのかな、2年間は。
では、食べ歩きはどうでしょうか。
テイクアウトした商品の食べ歩きや公園のベンチに座って食べるなども、2027年の4月からは消費税が1%になるということです。
東京・上野のアメ横にある格安のお菓子が並ぶ店では不安の声が上がっていました。
1%と10%の税率に分かれるのはおもちゃ付きのお菓子。
全体の税抜き価格が1万円以下で景品となるおもちゃの値段が占める割合が3分の1以上の場合は消費税が10%。
3分の1未満だと1%となるのです。
二木 顧問・川村耕一さん:
価格が混乱してくるかな。単純に(消費税が)8%から1%になっても景気が良くなるのかは分からないのが本音。
分かりづらい食料品の消費税1%。
すし店で飲食し食べきれないものを持ち帰った場合にかかる税率は10%。
新幹線のホームにある売店で駅弁を購入した場合の税率は1%ですが、車内販売で駅弁を買った場合も1%となります。
この場合の新幹線の座席は食事を提供するためのものではないと考えられるため、外食には当たらないといいます。
フジテレビ・智田裕一解説副委員長は「どういうケースが1%になるのかわかりにくい部分が多いといえる。税率の差は9ポイントと大きく開くことになるだけに、情報が広く共有できるかが課題」と話しました。
