気象庁は、沖縄地方、奄美地方では9日頃にかけて、うねりを伴った高波と暴風に、7日から8日頃は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。沖縄地方では7日は、高潮に厳重に警戒してください。

■気象概況

気象庁によりますと、大型で非常に強い台風13号は、5日午後3時には日本の南にあって、1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。

台風は、小笠原諸島からは遠ざかりつつありますが、小笠原諸島では、5日は引き続き大しけとなるでしょう。6日以降は、強い勢力で南西諸島に接近する見込みだということです。沖縄本島近海へ進み、次第に速度を落としながら、9日頃にかけて東シナ海をゆっくり北西進するため、台風の影響が長引くおそれがあるということです。

台風の接近に伴い、沖縄地方では5日から、奄美地方、九州南部では6日から9日頃にかけて、非常に強い風や猛烈な風が吹き、大しけや猛烈なしけとなる見込みです。また、沖縄地方、奄美地方、九州南部では6日から8日頃にかけて、大気の状態が非常に不安定となって、非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるということです、

■波の予想

・5日に予想される波の高さ
  小笠原諸島 7メートル うねりを伴う
  沖縄地方  9メートル うねりを伴う

・6日に予想される波の高さ
  沖縄地方  10メートル うねりを伴う
  四国地方   6メートル うねりを伴う
  九州南部   7メートル うねりを伴う
  奄美地方  10メートル うねりを伴う

・7日に予想される波の高さ
  沖縄地方  10メートル うねりを伴う
  四国地方   6メートル うねりを伴う
  九州南部   8メートル うねりを伴う
  奄美地方  10メートル うねりを伴う

■風の予想

・5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 20メートル(30メートル)

・6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 40メートル(60メートル)
  九州南部 20メートル(30メートル)
  奄美地方 23メートル(35メートル)

・7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 40メートル(60メートル)
  九州南部 20メートル(30メートル)
  奄美地方 35メートル(50メートル)


■雨の予想

・5日午後6時から6日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所で)
  沖縄地方 100ミリ

・その後、6日午後6時から7日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所で)
  沖縄地方 150ミリ
  九州南部 150ミリ
  奄美地方 150ミリ

・その後、7日午後6時から8日午後6時までに予想される24時間降水量(多い所で)
  沖縄地方 200ミリ
  九州南部 200ミリ
  奄美地方 200ミリ


■防災事項

気象庁は沖縄地方、奄美地方では9日頃にかけて、うねりを伴った高波と暴風に厳重に警戒し、九州南部では警戒するよう呼びかけています。小笠原諸島では5日は、四国地方では7日にかけて、うねりを伴った高波に警戒してください。沖縄地方では6日から、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みだということです。奄美地方では7日から、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼びかけています。

また、沖縄地方、奄美地方では、7日から8日頃は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。沖縄地方では7日は高潮に厳重に警戒してください。沿岸施設では重大な災害のおそれがありますので、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒してください。沖縄地方、奄美地方、九州南部では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しのある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

気象庁は12日午前3時に南シナ海で熱帯低気圧が台風14号に、また、5日午後3時には、ウェーク島近海で別の熱帯低気圧が台風15号になったと発表しました。現在、日本周辺はトリプル台風となっています。

長野放送
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