大阪市・梅田で地下から巨大パイプが隆起し、けが人が出た事故をめぐり、施工業者が実績のない工法でパイプを埋めていたことが事故の原因だったことが分かりました。
ことし3月、大阪・梅田の新御堂筋で地中に埋まっていた鋼鉄製のパイプが地上13メートルの高さまで隆起した事故。
浮上したパイプの上部からアスファルト片が落下し、車に乗っていた2人が急ブレーキをかけたことで軽いけがをし、現場は2週間にわたって交通規制が行われました。
大阪市は、調査報告書をまとめ、パイプを地中に埋める際、地盤との間に隙間がありながら地中で固まる充填剤という液体を注がず「地盤と密着しなかったこと」が原因だったと公表しました。
施工業者はパイプと地盤は自然に密着することを前提としていましたが、地中でくっつかず、過去にこの工法で施工したこともありませんでした。
大阪市は「地盤評価は専門性が高く、受注者にゆだねているところはあった」としています。
大阪市は受注業者の事前検討やリスク評価が不十分だったとみていますが、8月下旬以降に接続工事を再開する予定だということです。
