イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXが、上場後初めての決算を発表し、最終損益は、約850億円の赤字となりました。
4日に発表した4月から6月までの決算では、売上高は前年同期比92%増の78億1400万ドル、日本円で約1兆2300億円でした。
最終赤字は5億4100万ドル、日本円で約850億円でしたが、赤字幅は前年同期からおよそ半分に縮小しました。
衛星通信サービス「スターリンク」が好調で、契約者数は1年前の2倍となる1200万人に増え、売上全体の半分以上を占めました。
一方で、AIや大型宇宙船「スターシップ」の研究開発などが利益を圧迫しました。
設備投資は183億ドル、およそ2兆9000億円にのぼり、このうち、およそ9割がAI部門への投資でした。
マスク氏は決算説明会で、エヌビディアの次世代AIシステムを使った衛星を、来年から打ち上げる見通しを示しAI向け投資を今後も拡大する方針を示しました。
決算発表後、株価は時間外取引で終値から一時、8%下落しました。
