防災システム研究所の山村武彦所長と氷川町の避難所を訪ね、1週間が経過した避難所運営について取材しました。
震度7を観測した氷川町、ここ氷川中学校には約120人が避難しているほか、近隣から1日あたり約1000人がここで物資を受け取っています。被災者はエアコンが備わっている教室に避難していて、2日前に段ボールベッドやパーティションが入ったそうです。
(氷川中学校 田中 宗徳 校長)
「こちらのコンピュータ室は、物資が届き次第、どんどん運ぶ場所としております。だんだん増えてくるとどこに何があるか分からなくなるので、スタッフが工夫して書いてくれている」
校内は被災者が必要な物資を受け取りやすいよう整理されていましたが…
(氷川中学校 田中 宗徳 校長)
「まだ(校内には)片付いていない部屋もたくさんあります。音楽室、理科室、薬品がこぼれたり、2学期再開に当たっては、どんどん整備を進めていかないといけないので、時間を見つけて(片付けなければならない)」
避難所運営には、県外から派遣された行政職員も携わっています。山村さんが尋ねたのは、避難所の食事のこと。
(高知県から派遣された芸西村職員 山崎 雄太さん)
「ご飯、パン、麺、カップ麺とか」
(山村 武彦さん)
「温かいものなどの炊き出しは?」
(山崎 雄太さん)
「キッチンカーは来てますので、そこでは牛丼やハヤシライスとか」
(山村 武彦さん)
「今一番の(避難者からの)要望は何ですか」
(山崎 雄太さん)
「食の面では『ご飯が食べたい』と言われる。『白米を食べたい』と」
時間の経過とともに体調不良を訴える人も出ていて、医療や福祉の専門職が入り、避難者のケアに当たっているということです。
(キャスター)
「山村さん、一緒に氷川町に行かせていただきましたけれども、1週間が経過した避難所でのお話、いかがでしたか」
(山村 武彦さん)
「そうですね。やっぱり食事が炭水化物ばかり。菓子パンとおむすび。やはり食物繊維とか、そういうものが不足、タンパク質が不足してると感じますので、これから栄養のバランスを考えていく、1週間経ったら考えていかなきゃいけない時期に来てると思いますね」
(キャスター)
「今回は真夏の地震で、猛暑が続く中、熱中症であったり感染症であったり、そういった対策にも避難所では苦労しているんじゃないでしょうか」
(山村 武彦さん)
「そうですね。マスクを奨励してるけれど、この暑さだとやっぱり皆さんマスクしない方もいらっしゃるって聞いてますので。それからトイレが外にあるので、夜中に起きて暗い中、外まで高齢者が行かなきゃいけない。それも高齢者の場合には何回も起きるということもあって、そうするとほとんど寝不足になってるということで、体調管理が非常に難しい状況になってるんではないかと思います」
(キャスター)
「1週間、ここから正念場ですね」
(山村 武彦さん)
「そうですね。感染症などを防いでいくことも大事だと思いますね」
