7月28日夕方、熊本地方を震源とする地震が発生し、宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。一夜明け、深い爪痕が残され、地震の大きさを物語っています。
(森下知哉記者)
「停電の影響で信号が消え、通りは大渋滞です。通り沿いの店舗、入り口の長さ4メートルはある屋根が崩れています。この辺り一帯、激しい揺れが襲ったことを物語っています」
熊本県宇城市松橋町の店舗では、直径2メートルほどの柱が折れ、止まっていた軽トラックに直撃。運転席が原型を留めないほど押しつぶされています。
氷川町では、役場の前で車中泊をする人の姿もありました。
車中泊をした人:
「建物などが壊れたら怖い。10年前の熊本地震の時も車中泊したから慣れている」
(伊澤健太記者);
「崩れ落ちた家の屋根などが飛び出していて、道を塞いでしまっています」
氷川町では29日午後2時時点で101件の家屋の全壊、124件の半壊を確認しています。
(佐伯深太記者)
「地震から一夜明けた八代市です。多くの人が列を作る中、今、自衛隊の給水車が到着しました」
給水に並ぶ人:
「水が全く出ない」
「水は欲しい、トイレもできないので」
(宇佐美輝記者)
「こちら松浜軒と呼ばれる歴史のある庭園ですが、建物が崩れ完全に歩道をふさいでしまっています」
八代市の国の名勝『松浜軒(しょうひんけん)』。
肥後細川藩の家老で八代城主だった松井直之が母親のために建てたお茶屋にも大きな被害が出ました。
2025年8月の記録的な大雨で土石流が発生し、休校を余儀なくされた八代市立龍峯(りゅうほう)小学校では今回の地震で大きな地割れが…。
(西村勇気アナウンサー)
「グラウンドの地割れは深さ50センチほど、私の膝以上の深さがあります。長さはグラウンドを一直線に60メートルほどに渡ります」
このほか、校舎にも大きな被害が出ています。
また、八代インターチェンジ付近では、断層が地表に現れたものなのでしょうか、畑の地面が隆起しています。
そして、隆起が続いている先では、高速道路の橋桁が外れています。
