「まだ見たことがないようなエンターテインメントとスポーツを、球場ではない場所だからこそやってみたい」(ファイターズスポーツ&エンターテイメント 伊藤 直也 執行役員)
2軍本拠地の移転先が決定したファイターズ。さらに、新たな事業展開に乗り出そうとしている。そのターゲットは?
ファイターズ「北海きたえーる」や「真駒内公園」の“指定管理者”に名乗り
レバンガ北海道の本拠地で、コンサート会場としても使われる「北海きたえーる」。
スケート競技の他、さまざまなイベントが開催される「真駒内公園」。

これらの施設を運営する“指定管理者”に名乗りを上げたのだ。
ファイターズの参入で、どう変わるのか?
利用者のメリットは?
にわかに注目を浴びた“指定管理者”制度の現場を取材した。
「施設の管理運営に最もふさわしい団体に指定管理をしてもらい、多くの北海道民が利用できる一層魅力ある施設になるよう期待している」(北海道 スポーツ振興課 梅田 敦史 課長補佐)

7月22日に行われた、北海道立総合体育センター「北海きたえーる」の指定管理者説明会。
ファイターズをはじめ、8つの企業や団体が参加した。
ファイターズの担当者は。
「ファイターズは野球など、いろいろなエンターテインメントに関わっている会社。施設について多岐にわたり、複合的にどういう提案ができるか社内で検討したい」(伊藤執行役員)
23日には北海道立真駒内公園の説明会にも参加した。

ファイターズは「北海きたえーる」か「真駒内公園」どちらかの施設の指定管理者に応募する方針だ。
ファイターズの参入で注目を浴びる指定管理者制度。
これを導入したことにより、劇的に変わった施設がある。
指定管理者制度の導入で劇的に変わった「南幌町スポーツセンター」
「南幌町スポーツセンターです。フィットネスジムのノウハウを生かして、民間事業者が施設を管理しています」(板橋 未悠 アナウンサー)
かつては南幌町が管理運営していましたが、2025年4月から民間企業に委託した。

ガソリンスタンドやスポーツクラブなどを経営する民間の会社「オカモト」で、全国の道の駅やスポーツ施設など74か所の指定管理者を務める実績がある。
これにより、年間の利用者が5万人から8万人に増えたという。
そのワケは。

「スポーツクラブを運営しているので、そこからマシンを納入し台数を増やしている」(オカモト 黒川 明彦 専務執行役員)
スポーツクラブを経営している強みを生かして、トレーニング器具を充実させた。
また、ヨガやエアロビのレッスンを導入するなど、利用者の選択肢が増えた。
「機械が増えたので、やれることが前より増えた。前より、すごく充実している」(南幌町民)
さらに、予約などの手続きは紙が中心でしたが、デジタル化を進めた。

ホームページやSNSを開設し、施設のPRも積極的に行っている。
子どもの職業体験やコンサートを開催するなど、用途も多岐にわたっている。
「公共施設の評価は、利用者を増やすこと。まだ民間企業の参入障壁が高いので、ファイターズが手をあげることによって公共施設の民間移譲が進むと期待している」(黒川専務執行役員)
