北海道根室市で7月23日、大規模な断水が発生。26日に全面復旧したが、ほぼ全世帯に影響が出た。
暑い夏の断水にどのような備えが必要なのか。
7月26日に断水が全面復旧した根室市。
休業を強いられていた市内のそば店も3日ぶりの営業。
「おいしいですよ」(利用客)

23日に発生した大規模な断水。
ほぼ全世帯の約1万3000戸で水のない生活を余儀なくされた。
水源の沼の水温が上昇し、藻が大量発生して水質が悪化したことが断水の原因だった。
「水が出るかな 出ないかなと(水道の開け閉めを)してしまう。でも(水が出ないから)あきらめていた」(根室市民 藤木美喜子さん 84歳)

根室市で夫と60年ほど暮らす藤木美喜子さん。
取材したのは25日。
まず水を確保することが大変だという。
「私は年を取っているので(水が入った袋を)持つことが大変なの。(水の袋に)10リットルも入っていたらね。(だから水を袋から)夫にバケツに出してもらって
(それを)ボウルでくみながら洗いものしたり、歯磨きしたり顔を洗ったりしていた」(藤木さん)
取材中に朗報が。

「(水が)出た、出てきた」(藤木さん)
25日に生活用水は供給されたが、不便を感じたという。
「洗濯もできないし風呂も入れない。トイレにわざわざ水を持って行って流さないと。(生活に必要なもので)一番は水だからね」(藤木さん)
結局、飲み水として使えるようになったのは26日で、3日たってからのことだった。
夏の断水…必要な備えは?
多くの水が必要な夏に起きた断水。
どんな備えが必要なのか。

「持ち運びができるコンパクトなウォータータンクというのがおすすめ。コンパクトに折りたたむことができ家庭でも場所を取らずに準備できる。このタンクは高いところに置いておけばコックをひねるだけで水が出るので便利」(ジョイフルエーケー屯田店 広地和弘ブロック長)
またトイレの備えも重要だ。

「使い捨ての簡易トイレがおすすめ。付属の凝固剤をかけて固め、燃えるごみに捨ててもらう」(広地ブロック長)
自宅のトイレをそのまま使える。
水も使わず重宝しそうだ。
最後に、食事のときにも一工夫することが大事だという。

「皿にラップを1枚敷いて使う。使い終わったらラップを捨てると洗い物が出ない」(広地ブロック長)
命に直結する「水」。
改めて備えを確認しておこう。

夏の断水に必要な備えをまとめた。
・給水用タンクと必要な分の飲料水
・非常用トイレ
・ウェットタオル、水を使わないシャンプー、ラップ
・レトルト食品やお菓子など水を使わない食品
