国民民主党の玉木代表は28日、前日夜に会見した高市総理大臣が、特別国会の運営について問われ「反省点というのは特に無い」と答えたことを受け、「どうですかね。驚いた方が多かったかなと思いますけど」との見方を示した。
8日間の延長を経て25日に閉会した特別国会は、終盤で「副首都法案」の審議入りを強行するなど与党の強引な国会運営に野党が猛反発し、混乱した。
玉木氏は、年度内に予算が成立しなかったことや「副首都法案」などの審議や採決が当初の会期内に収まらなかったことは「厳然たる事実だ」と指摘し、「何が課題だったのか検証すべきではないか」と苦言を呈した。
また、高市総理が「入ってくる情報を踏まえて適切な判断をされていると思う」と推測しつつ、「政府与党あるいは周辺の支えている方々から、本当に正しく正確に全ての情報が入っていたのかが問われる」と述べた。
国会運営について「反省点はない」と述べた高市総理の認識について玉木氏は、「ご本人の認識は問題ない」とする一方、「客観的に見ると問題がある」と強調し、総理の認識との「ギャップ」が政府与党や総理周辺スタッフなどのコミュニケーションに何らかの課題があり「解消していく必要がある」との考えを示した。
一方、公明党の竹谷代表も、高市総理の「反省点はない」発言に対し「違和感を覚えた」と非難した。
竹谷氏は、特に物価高対策の遅れを指摘し、「歴史的円安、長期金利の上昇、イラン情勢を受けての原油、ナフサ等の資源調達の不安定な状況等について心をあまり寄せていないからこそ、対策は十分であったと感じているのかもしれない」と述べた上で、「現場の実態は大きく異なる」と強調した。
