静岡県浜松市の認定こども園で、生後9カ月の園児がリンゴをのどに詰まらせ、意識不明になったことがわかりました。離乳食が進むなかで起きた事故。どんなことに気を付ける必要があるのでしょうか。

三日月状にカットされたリンゴ。同じ形状のリンゴが離乳食中期の乳児に提供されていました。

事故があったのは私立の認定こども園で、2025年9月当時生後9カ月の園児がリンゴをのどに詰まらせ、心肺停止の状態で病院に搬送されました。

リンゴは8分の1にカットして加熱したものを、園児が手づかみしやすいように担当教諭が手で握りつぶした状態のものを昼食時に提供していました。

下田市のこども園の0歳児クラスの園児。こちらの園では、月齢に合わせて提供する食材やその大きさを変えています。

担当教諭:
(1歳の)この子たちは刻みが大きい、家で食べたことがないものは、園ではあげていなくて、家で食べたことがあるものを確認しながら出している

子供たちが食べられる食材などを、どの先生でも確認できるよう月齢別に色を分けて掲示。さらに、毎日ホワイドボードに書き出して確認していました。

担当教諭:
常に子供たちの状態を確認し、給食の先生と話をしながら、毎月(保護者と)チェックして提供している

気を配る必要のある乳児の食事。なぜ、今回の事故は起きてしまったのでしょうか。

浜松市の検証会議による報告書では、園児の離乳食の進み具合からリンゴの大きさや形状が不適切だったと指摘。さらに、食材の提供方法などを事前に保護者に確認するルールが守られていませんでした。

浜松市・中野祐介 市長:
食事を適切にと、(保育士の)負荷は多いかもしれないが、子供の命にかかわる。引き続き細心の注意を払って、食事の提供に取り組んでほしい

市は、現在の園児の容体については保護者の意向で公表しないとしています。

テレビ静岡
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