大学のシンボル赤レンガを使った『雨庭』が間もなく完成します。

熊本大学はキャンパス内に地下水の保全などに効果がある『雨庭』をつくっていて、学生たちが仕上げの作業に汗を流しています。

【熊本大学大学院 河川/流域デザイン研究室 木村 一心さん】
「大学生の皆さんが憩いながら水循環について考えるきっかけになれば…、教育的な意味を持つ『雨庭』になれば」

熊本大学は、工学部の講義棟の横に土木と建築の四つの研究室が合同で『雨庭』を含む憩いの広場を整備。大学のシンボルである赤レンガを使ったデザインとなっています。

『雨庭』は、屋根などに降った雨を水路に直接流さず、浅いくぼ地に一時的にため、地中に浸透させる植栽空間です。

洪水を防ぐほか、地下水の保全にも効果があるとされ、県内でも関心が高まっています。

23日の作業には研究室に所属する学生など約20人が参加。地面を約30センチ掘削して造ったくぼ地に培養土や竹炭、大学内の落ち葉などを混ぜる土壌改良に汗を流しました。

この作業をすることで、くぼ地に雨水が染み込みやすくなるということです。

その後、くぼ地の周囲にツワブキやギボウシ、フッキソウなど在来の植物を植え、ほぼ作業が完了。ただのくぼ地が『雨庭』へと姿を変えました。

屋根に降った雨がくぼ地に流れ込む水路や、周りに置かれたベンチには赤レンガが使われています。

【熊本大学大学院 河川/流域デザイン研究室 木村 一心さん】
「今度、オープンキャンパスもあるので、見に来てくれた人が〈熊大らしさ〉みたいなものを感じてもらえればと思う」

『雨庭』を含む憩いの広場は8月のオープンキャンパスでお披露目される予定です。

テレビ熊本
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