日々の暮らしを少しでも豊かにしたい、そんな『ひと工夫』にフォーカスするコーナー「チョイたし!」です。
さて、今月に入って、「猛暑」が続いていますね。21日には府中市で38℃となるなど異常な暑さとなっていますが…この暑さで疲れがたまったり食欲がなくなったりする人も多いのではないでしょうか。
そこで夏を元気に乗り切るためのチョイたしポイントは「発酵」の力です。

東広島市にあるカフェスペースに集まった女性たち…

【我花咲くらぶ志和・発酵講師松本恭子さん】
「日本の伝統食をやっていると、先人の知恵に本当に感動します」

ここは月に1度開かれる「発酵教室」。先生は、発酵講師の松本恭子さんです。味噌やキムチ、漬物など様々な発酵食品の作り方を教えてくれます。
今回は私も参加して「ぬか床」づくりに初挑戦しました。

【発酵講師・松本恭子さん】
「ぬか床も、何を入れるかレシピ山ほどあります。とにかく、これだけ入れたらおいしくなるというのが、『ニンニク』です」

ニンニクは防腐効果のほか、うま味や香りをプラスしてくれるといいます。

【辰已麗アナウンサー】
「いや~、初体験だ。ニンニクをむいて…ぬかの香りがします!」

水を入れて混ぜると、完成です。

【辰已アナ・発酵講師 松本恭子さん】
「ぬか床自体は、簡単なんですね」
「ぬか床自体は簡単なんですけども、管理方法がね」

できたてのぬか床は3日から1週間ほどで具材がおいしくなり始めます。ぬか床が空気に触れると鮮度が落ちるため、袋に入れて管理するのがおすすめだそうです。
そして、最後はみんなで先生お手製のぬか漬けをいただきました!

【辰已アナ・参加者】
「ぬか付きで食べるのは初めてです。おいしい。ぬかが付いているのが気になるかなと思ったんですけど、全然気にならないです。風味が感じられておいしいです」
「みなさんはどれが一番おいしかったですか?」
「シイタケ」
「確かにおいしいです!うまみがあって食感もおいしい」

日本の伝統的な食文化でもある発酵食品。自分で作ってみることで、その魅力を再発見する機会にもなりそうです。

【参加者】
「ぬか漬けといったら、ふたをあけたらプーンとくさくて、くさいといいながら混ぜるイメージしかなかったんですけど、全然違って、全部が新しい発見」
「買うものより味が優しかったので、自分好みのぬか床が作れるんじゃないかなと思って参加してよかったです」
「本当に体が喜ぶ、おいしい。夏は食欲が落ちるじゃないですか、そういう時にお漬物をいただくと元気になるというか塩分もとれるし、夏野菜にも相性がいい」

【辰巳アナ・松本さん】
「意外と手軽でした!」
「はい。おいしい状態を保つのはちょっと難しいんですけど、そんなことはあまり気にせずに体にいいものだから作って食べていただきたい気持ちです」
Q:取り入れることでいいことは?
「腸の調子が整ったとかありますけども発酵食品を取り入れることで、生活全体が豊になったと言われる方が多くてそれがとても嬉しいです」

そもそも、「発酵」とは食品に微生物が増えることによって起こる変化のこと。
食べることで私たちの体にどんな影響があるのでしょうか?

【広島大学大学院医系科学研究科・野田正文共同研究講座准教授】
「発酵食品に含まれているいい菌を定期的におなかの中に入れると常におなかの中のバランスが保たれる。ここ10年20年、ものすごく研究が進んできていて、腸の環境がいろいろな病気や体の調子につながってくるというのが出ている。体の中から整えて、元気な体をつくっていくことがこれから大事なこと」

腸内環境を整えてくれる発酵食品。ただ、食べ過ぎには注意が必要です。

【広島大学大学院医系科学研究科・野田正文共同研究講座准教授】
「お漬物だと塩分が気になるので、せっかく良いものをとっても塩分をとり過ぎるとかえって体にも負担がかかってしまうので、一度にたくさんよりはちょっとずつを毎日とるといい。食生活を豊かにしてくれる発酵食品ですからそこをうまく楽しみながら食べていただければ一番いいのかなと思います」

テレビ新広島
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