愛媛県宇和島市の医薬品などの小売業者が、人口減少や他社との競合で経営が苦しくなり、自己破産申請の準備に入ったことが23日に分かりました。負債は約1億円と見られています。
自己破産申請の準備に入ったのは、宇和島吉田町本町の医薬品などの小売業「ドラッグフジカワ」です。
帝国データバンク松山支店によりますと、「ドラッグフジカワ」は1953年7月に設立。設立当初は愛媛県の南予エリアを営業エリアにして西予市、内子町にドラッグストアを出し、医薬品や日用雑貨、化粧品、雑貨などの販売を手がけ、年間の売上げが2億円を超えることもありました。
しかし店舗の近くに大手のドラッグストアが出店したほか、採算性が悪いなど事業の規模を余儀なく縮小。ドラッグストアは宇和島市にも建てられた1店舗のみになり、2025年6月期の売上げは約1億2000万円まで落ち込みました。
その後もこの地区で人口減少や高齢化が進んでほか、他社との競合などから減収傾向を強いられ、厳しい経営環境のなかで代表の病気療養も重なり、事業を今年5月31日に停止。自己破産申請の準備に入ったとしています。
負債は約1億円と見られています。
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