2019年の首里城の火災で焼失した琉球国王と王妃の衣装の復元が完了し、22日から県立博物館・美術館で公開されています。
深い茶色に染められた絹の生地に龍や瑞雲などの刺繍が施された国王の衣装。
鮮やかな黄色の首里織の打掛と鳥の文様が施されたえんじ色が美しい紅型は王妃の衣装です。
2019年の火災で焼失した国王と王妃の衣装は、約3年前から沖縄県内の職人を中心に新たな知見をもとに復元が進められ、このうち国王の衣装は赤から茶色へと色味が大きく変わっています。
琉球国王・王妃衣装製作業務検討委員会 田名真之委員長:
尚家の衣装がちゃんと残っていて美ら島財団が手に入れた裂地もやはり茶色ですのでそういうものに合わせるべきではないかという判断をして
復元に携わった職人たちは苦労や完成の喜びを語りました。
那覇伝統織物事業協同組合 吉浜博子理事長:
もともと植物染料で出されている色に化学染料だけで近づけるそこがすごく四苦八苦したところ
玉那覇紅型工房 玉那覇有勝さん:
型紙を2枚以上使っているのでその辺りの時間のかかり具合や難しさは結構あった。王妃も決まっているので是非その方が着ているのを見てみたい
衣装は7月26日まで県立博物館・美術館で展示されていて、11月の首里城復興祭の古式行列で国王と王妃役が着用します。
