北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件の裁判で、遺体を解剖した医師が証言し、「すべての出血が被害者を死に追いやっている」と、暴行の凄まじさを明らかにしました。
2024年、江別市で大学生の長谷知哉さん(当時20)に集団で暴行を加え、現金などを奪ったうえ死亡させたとして、強盗致死などの罪に問われているのは、主犯格とされる川口侑斗被告(当時18)ら男2人です。
7月21日に開かれた5回目の裁判では、被害者の遺体を解剖した医師に対する証人尋問が行われました。
医師は、被害者の頭部から顔面にかけての出血が全体の6~7割を占めていたと説明。そのうえで、「頭部全体にわたって出血していたので、数十回以上の非常に強い暴行があったと考えられる」と証言しました。
さらに、「すべての出血が被害者を死に追いやっている」「顔や頭には出血していないところがないくらい出血していた」と述べ、暴行のすさまじさを指摘しました。
一方で、適切な救命行為が行われていれば、後遺症が残る可能性はあるものの、高い確率で命は助かっていたとの見解も示しました。
判決は8月7日に言い渡される予定です。
