木がうっそうと生い茂る山の中で目についたのは、ルール無視の迷惑行為でした。
「バーベキュー禁止」の看板がありますが、手前を見てみると、バーベキューをした痕跡なのか、跡が残っています。
迷惑行為が横行していたのは、栃木・鹿沼市を流れる大芦川。
透明度の高さが特徴で、関東一の清流とも呼ばれる川です。
市内の最高気温が35度に達し猛暑日となった20日も、多くの家族連れなどでにぎわっていました。
この大芦川では2024年から一部エリアを除き、火を使ったバーベキューや騒音行為が条例で禁止され、違反者には5万円以下の過料が科されます。
しかし、毎年違反行為が後を絶ちません。
火の使用が禁止されてから2026年で3年目。
「イット!」は祝日の20日、パトロール隊に密着取材しました。
すると、隊員が川の異変をキャッチ。
パトロール隊:
いつもあの辺りは中州が出てるが、今日は水が多いから水没しているね。
中州の周辺はルール違反が多く見られるエリアで、2025年はガスコンロでカレーを作るグループに口頭で指導していました。
川の上流に向かったパトロール隊が20日、山の中で目にした状況は…。
鹿沼市役所 環境保全課・宇賀神崇さん:
(Q. やられたあと?)そうですね。新しい燃えかすみたいなものもありますよね。
川を見ながらじか火でバーベキューをしていたのか、石が黒く焼け焦げていました。
あろうことか、目の前に「バーベキュー禁止」を知らせる看板がある場所。
ルールを平然と無視した明白な違反行為と言わざるを得ません。
鹿沼市役所 環境保全課・宇賀神崇さん:
山火事の恐れもあるので、野外で火を使われるのは好ましくないと思っています。
ルールを守ってバーベキューを楽しむ観光客は、こうした違反行為についてどう感じているのでしょうか。
話を聞くと、「最近は前より(違反行為)だいぶ少なくなったように感じます。そういう(違反する)人たちが増えたせいで、楽しみ方の幅が制限されるのは悲しい。みんなで楽しくマナー守っていければいいかなと思います」といった声が聞かれました。
鹿沼市役所 環境保全課・宇賀神崇さん:
一番多い時だと、1日で100件程度指導したこともある。全体的には減ってきているが、まだ一定数注意を受ける方はいる。
パトロール隊は8月末までの夏休み期間、毎日見回りに当たる構えです。
