鳥取市の電機機械器具メーカー・ダイヤモンド電機が部品製造に使う「金型」を下請け業者に無償で保管させていたのは違法だとして公正取引委員会が7月17日、保管費用の支払いなどを勧告しました。
公正取引委員会・村重健太郎中国支所長:
鳥取市に本社を置くダイヤモンド電機株式会社に対し、下請け法に違反する行為を行っていたとして勧告を行いました。
勧告によると鳥取市の電機機械器具メーカー・ダイヤモンド電機は、部品を1年以上発注していないにもかかわらず下請け業者23社に対し、遅くとも2年前から自社の部品製造に使う「金型」650個を無償で保管させ保管費用を支払っていなかったとしています。
金型の保管費用を下請け業者に負担させることは違法とされています。
このため、公正取引委員会は17日、ダイヤモンド電機に対し、保管費用の支払いや再発防止に向けた社内体制づくりなどを勧告しました。
公取委からの勧告は鳥取県内では、これが初めてです。
勧告を受けたダイヤモンド電機は金型の回収・廃棄を行うとともに保管費用を支払うなど改善を進めるとしています。
こうした下請け業者に対する金型の無償保管は全国で多く指摘されていて、公取委の勧告が続いています。
