奈良市にある県立の中学・高校で先月、教師が生徒に対し「きしょく悪い」などと不適切な発言をしていたことがわかりました。

教師は「自分の感情をコントロールできずに完全に言いすぎてしまった」などと話しているということです。

奈良県立国際中学・高校によると先月2日、放課後の清掃の時間に教師が生徒に対し指導を行おうとしたところ、日本での滞在期間が短い生徒とうまくコミュニケーションが取れず、日本語で「きしょく悪い」と発言したということです。

また教師は「日本に来たのならば日本の文化に従いなさい。嫌なら居心地がいい方に戻ってはどうか」という趣旨の発言もしたということですが、生徒は一連の発言が「国に戻れ」と言われたものと受け取ったということです。

後日、生徒本人から「差別的な言動があった」と学校に相談があり、事態が発覚しました。

学校は、生徒や保護者に謝罪するとともに、一連の発言をした教師に注意を行っていて、きょう=17日の全校集会で生徒に経緯を説明しました。

関係者によると、全校集会で「教師は自分の感情をコントロールできずに完全に言いすぎてしまったと深く反省している」との説明が校長からあったということです。

奈良県立国際高校は県立高校の再編に伴い2020年4月に、国際中学校は2023年4月にそれぞれ開校し、いずれも世界共通の教育プログラムである「国際バカロレア」の認定を受けています。

学校は今回の事態を教育委員会にも報告していて、今後、教員向けなどの研修など再発防止を図るとしています。

関西テレビ
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