変わる交通ルールです。道路交通法が改正され、2026年9月から身近な生活道路の車の法定速度が時速30キロに制限されます。狭い道などでの重大事故を防ぐことが狙いです。

街頭PR:
「道路標識がなくて中央線がなくて中央分離帯がない道路が時速60キロから30キロに引き下げられます」

7月15日、茅野市のショッピングセンターで警察と市の担当者が行った街頭PR。

呼びかけたのは、道路交通法の改正で2026年9月1日から変わる交通ルールです。

(記者リポート)
「法定速度の引き下げが対象となるのは住宅街の中などにある生活道路です。制限速度を示す標識がなく中央線のない道です」

住宅街などにある中央線や車線のない、いわゆる「生活道路」は、法定速度が時速60キロですが、9月1日から時速30キロに引き下げられます。

死亡事故など重大な事故を減らすためです。

県内の生活道路での事故は、2026年に入り、7月14日までに359件起きていて、このうち6人が死亡しています。

車の速度を30キロ以下に抑えることで、歩行者と衝突した際の死亡のリスクを大きく減らすことができるということです。

茅野警察署 交通課・石原義之課長:
「時速30キロで車と歩行者が交通事故にあった場合の致死率が10パーセント以下といわれている。速度さえ抑えていただければ死亡事故にならなかった事故もありますので30という速度が重要」

街頭PR:
「命を守るための法改正なのでご協力をお願いします」

街頭PRでは、買い物客らに速度引き下げの対象となる道路を示したチラシを配りながら、注意を呼びかけていました。

住民:
「きょう初めて知りました。とにかくスピードを出しちゃいけないんだなと思った」
「子どもたちの通学路とか安全面ではいいことじゃないか」

ちなみに、中央線のない道路でも時速40キロなどの制限速度の標識がある道路は、標識の速度が優先されるということです。

新しい交通ルールは9月1日から始まります。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。