「ゆがんだ正義感」から命を奪ったと語りました。

 集団で暴行し大学生を死亡させた罪に問われた主犯格とされる男の裁判で、男は謝罪しました。

 「当時良かれと思ってゆがんだ正義感で肉体的・精神的につらい思いをさせた」(川口侑斗被告)

 ゆがんだ正義感…当時18歳で主犯格される川口侑斗被告(当時18)が裁判冒頭で被害者と遺族に謝罪しました。

 北海道江別市の公園で2024年、大学生の長谷知哉さん(当時20)を集団で暴行し現金などを奪い死亡させたとして強盗致死などの罪に問われている川口被告。

 7月15日の被告人質問で2時間以上暴行を続けた理由を尋ねられると…

 「血が出ているので、『許せば』と強く言いましたが」(川口被告)

 このように暴力をやめようと長谷さんと交際していた共犯の八木原亜麻被告に問うと…

 「『許すきねぇ。もっとやって』と言われ暴力を止めることができませんでした」(川口被告)

 八木原被告の言動を気にして暴力をとめることができなかったと供述しました。そして、法廷で暴行を受ける被害者の声が流れると…


 現場で恐怖に震える声に、傍聴席では涙を流す人もいました。

 その一方で川口被告から責任転嫁するような供述が。

 「おれは被害者さんを殺していない、誰かがとどめを刺したんだろうと当時は思いました」(川口被告)

 検察官に「ゆがんだ正義感」とは何か問われると口ごもり、何度も言葉を詰まらせた川口被告。

 判決は8月7日に予定されています。

北海道文化放送
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