91歳の在日韓国人の女性監督が1980年代から撮りためた韓国人被爆者や従軍慰安婦などの証言をまとめた映画「よみがえる声」が6月、長崎市で上映されました。
映画を製作したのは、朴壽南監督(91)と娘の麻衣監督です。
壽南監督は被爆地や沖縄、それに韓国などで、歴史の事実を記録しようと韓国・朝鮮人の戦争被害者を撮影してきました。
自宅には50時間分もの16ミリフィルムがあり、デジタル化を進めるなかで、被害者の声を再び、現代に蘇らせる映画が完成しました。
映画には、戦時中、三菱長崎造船所で働かされた朝鮮人を収容した「木鉢寮」の取り壊し前の様子や、民主化前の韓国の生活も映し出されていて、貴重な映像となっています。
映画「よみがえる声」は各国の国際映画祭でも高く評価され、6月の上映会でも計240人が惜しみない拍手を送っていました。
