梅雨前線などの影響で近畿地方では非常に激しい雨が降り、京都市を流れる岩倉川は一時氾濫。

京都市中心部を流れる鴨川も大幅に水かさが増し、レベル4・氾濫危険警報も一時発表されました。

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、岩倉川が氾濫した京都市左京区の現場からその詳細な状況を石田一洋アナウンサーが伝えました。

■氾濫した岩倉川 アスファルトがえぐれ…

【関西テレビ 石田一洋アナウンサー】
(きょう=26日午後1時50分)現在、雨は非常に弱くなっていますが、川の方は依然として強い流れ、濁流のような褐色の水が勢いよく流れているのがわかります。

この岩倉川がきょう=26日未明にかけて、一時氾濫したということです。川の少し上流の方ではアスファルトがえぐれて、ガードレールが寸断されています。

橋の付近にある住宅家屋には、大体1メートルを少し超えるくらい水が溢れてきた、氾濫したという状態になりました。

お宅によっては床上浸水、そして、自転車のサドルの上の辺りまで水がかぶっていたのがわかるような光景も広がっていました。

■近隣住民「これだけの水が溢れてきたというのは初めてじゃないかな」

そして、この川は普段、だいたいひざ下ぐらいまでの浅い川で、子供たちが遊べるぐらいの水量で底が見えるそうです。

川の両脇がそれほど高くはない、1.5メートルないくらいの高さしかないということで、比較的雨が降ると、比較的水かさは増して見えるそうですが、ここまでくるというのは、ここ数年記憶がないと。

40年この辺りに住んでらっしゃる方も「15年くらい前に一時、溢れそうになるぐらいの水量というのはあったんだけれども、これだけの水が溢れてきたというのは初めてじゃないかな」と話していました。

皆さん、まさか昨夜の段階で、これだけの水が一気に流れてくるとは、そして河川が氾濫するとはというように、予想していなかったということです。

■上流から物が流れてきて…

「いつも通り就寝して、未明に防災のサイレンが鳴って。そこで起きて外を見たら、水が溢れていて、どうしようもなかった」ということを話していました。

現在は、流れてきた泥や水などを掃き出す作業を続けている人が多くて、「きょうは会社を休みました」という声もちらほらと聞こえました。

上流から流れてきたものが、橋などにかかると、そこからさらに一気に水が溢れてくる。そしてその周辺に、水が氾濫していくということで、かなり危険な状態が現在も続いているというのがわかります。

■鴨川も増水 観光客もみられず…

そしてこの岩倉川の下流の方に行きますと鴨川につながっています。鴨川も今朝(26日朝)にかけて、非常に水位が上がりました。

京都市の中心を流れる鴨川は、一時レベル4・氾濫危険警報も発表されました。

午前4時半頃から鴨川の水は徐々に水かさを増し、鴨川の横にある、みそそぎ川に鴨川の水が入り込んでいく様子というのも確認されました。

普段であれば遊歩道を歩く観光客などの姿も見られるんですが、規制線が張られ、あちらこちらに木々やごみが散乱しているという状況になりました。

河川の管理担当によりますと、今は少しずつ水位が下がってきているということですが、依然として警戒が必要な状態だと思われます。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年6月26日放送)

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