気象庁によると、台風7号および台風8号は今後数日以内に日本列島に接近する見込みです。梅雨前線が停滞したままの状態にこの2つの台風が加わり、28日にかけて近畿地方を中心に大雨となるおそれがあります。

片平敦気象予報士が今後の見通しと注意点を解説しました。

■25日夜以降は、梅雨前線はほとんど動かず

きょう(25日)は1日中雨が降り続き、各地の最高気温は4月から5月並みにとどまりました。

25日夜以降は、梅雨前線はほとんど動かず、同じ場所に雨雲がかかり続ける状況が続いています。強く降る場所は多少変わることがあるものの、あす(26日)からあさって(27日)にかけても、大雨になりやすい状況は続く見通しです。

■台風7号・8号が立て続けに接近

現在、日本に接近しているのは台風2つです。

台風7号は、25日17時現在、宮古島の東南東約90kmを中心気圧985hPa・最大風速30m/s・最大瞬間風速40m/sで北北東へ時速約20kmで進んでいます。

■台風8号の進路予想は…

また、台風8号は、25日15時現在、フィリピンの東の海上に位置し、中心気圧998hPa・最大風速23m/s・最大瞬間風速35m/sで北西へ時速約30kmで進んでいます。

片平敦気象予報士によると、台風8号は27日土曜日の午後には本州のすぐ東まで進み、温帯低気圧に変わる見通しです。

「台風じゃなくなるとはいえ、冷たい空気をたくさん持ち込んで、もともといる梅雨前線の活動が活発になるおそれがある」といいます。

一方、台風7号は27日土曜日の日中に近畿地方へ最も近づき、上陸するおそれもあるとしています。大雨をもたらし梅雨前線の活動をさらに活発にさせる可能性があるとのことです。

片平敦気象予報士は「梅雨前線と、台風7号、8号が大雨をもたらしていく」として、28日にかけての備えを強く呼びかけました。

特に懸念されるのはあさって(27日)未明以降です。南から台風が近づくことで、一層の大雨となるおそれがあるとされています。

■土砂災害・低い土地の浸水・川の氾濫に十分な注意が必要

今後の雨については、土砂災害・低い土地の浸水・川の氾濫に十分な注意が必要です。

雨雲が予想より発達したり同じ場所に居座ったりした場合、大雨・土砂災害のレベル3警報が発表される可能性があります。

さらに場合によっては、土砂災害のレベル4危険警報が発表されるおそれもあります。

台風の進路や強度によっては、暴風警報・波浪警報が発表される可能性もあります。

■あす26日は1日中雨が降り、雷を伴って非常に激しく降るおそれ

あす(26日)はまだ台風が接近する前の段階ですが、それでも大雨のおそれがあります。1日中雨が降り、雷を伴って非常に激しく降るおそれもあるとのことです。

来週月曜日頃には一旦天気が持ち直す見込みですが、その後は気温が上がり蒸し暑くなるとのことです。気象情報をこまめに確認し、早めの備えを心がけてください。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年6月25日放送)

関西テレビ
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