プレスリリース配信元:GRASグループ株式会社
一方で「我が子」となるとまだまだ厳しい意見も判明-おうち部調査
GRASグループ株式会社が運営する子育てに関する情報を発信するメディア「おうち部」で、子どものおもちゃのサブスクリプション(定額レンタル)に関する意識調査を行い、結果を記事として公開いたしました。
記事:https://ouchibu-navi.com/report-toy-rental/
以下は記事の概略となります。
■ 調査の背景
近年、SDGsへの関心の高まりやミニマリスト的思考の普及により、子育ての場においても「モノを持たない」選択肢としておもちゃのサブスクリプションサービスが注目を集めています。しかし、「子どものおもちゃ」という思い入れの深いものに関しては、どのような感情を抱いているのでしょうか。本調査は、現代の親たちが抱える「タイパ・コスパ重視の合理主義」と「おもちゃに対する罪悪感・愛着」の境界線を浮き彫りにし、現代日本における新しい育児観の実態を明らかにする目的で実施されました。
■ 調査概要
調査主体:おうち部
調査名:おもちゃの「完全サブスク化」に関する意識調査
調査方法:インターネット調査(無記名式)
調査対象:全国の10代~60代以上の男女 有効回答数:500名 (内訳:男性240名 / 女性248名 / その他・回答しない12名)
調査時期:2026年6月
※本調査結果やグラフを引用・転載される際は、必ず以下の通りリンク付きで表記をお願いいたします。 引用元:おうち部(「おもちゃは全部レンタルという家庭について」若年層の約半数が容認。シニア層2割と分かれる令和の子育て観」)
「他人の家ならアリ」若年層は半数が容認する合理主義
まず、「他人の家庭が『完全サブスク化(買い与えゼロ)』をしていると聞いたらどう感じるか?」という一般論について尋ねました。 全体では「肯定的(アリ)」が36.6%でしたが、年代別に見ると明確な傾向が表れます。

若い世代になるほど「年齢に合わせて最適なおもちゃが届き、部屋も散らからないのは合理的で賢い」とフラットに受け入れる傾向が強く出ています。モノを「所有」するより「体験」を重視する、現代らしいスマートな価値観と言えます。
いざ「自分の家」となると賛成率は22.6%に低下
若者を中心に一般論としての需要が高まりつつあるおもちゃのサブスクですが、これを「自分の家(我が子)に導入したいか?」と質問を変えると、様相が変わります。

「自分の家でも導入したい(賛成)」と答えた人は全体で22.6%にとどまり、約8割が否定派に回りました。 特に女性はこの傾向が強く、「他人の家のやり方ならアリ(41.1%)」と多様性を認めつつも、「自分の家への導入は賛成(23.0%)」と、一般論と自分ごとで約18%ものギャップが生まれています。 頭では「合理的で良い」とわかっていても、いざ我が子となると二の足を踏んでしまう。そこにはどのような理由があるのでしょうか。
レンタル品への不安の正体は?
「すべてレンタルにすることの何に一番モヤモヤするか(懸念点)」を聞いたところ、全体では「愛着が育たない(33.2%)」「壊さないかと管理・叱責してしまいそう(30.8%)」「イベントが味気ない(28.4%)」と綺麗に意見が分かれました。

しかしこれを、普段子どもと接する時間が長い「専業主婦」と、日中外で働く「男性会社員」で比較すると、懸念するポイントに差が付きました。

【男性会社員】が一番懸念する理由:ボロボロになるまで1つのモノを大切にする「愛着や情緒」が育たない(35.0%)
【専業主婦】が一番懸念する理由:「返却する前提」だから、子どもに「壊さないで」と管理・叱責してしまいそう(40.7%)
男性陣が「モノを大切にする心」という情緒的な側面を重んじる一方、現場で日々育児と家事を回している主婦層は、「レンタル品を壊したり失くしたりしないよう、毎日監視して怒らなければいけないプレッシャー」に一番の恐怖を感じています。自由記述でも、「子どもって力の加減を知らないから、返さなきゃいけないプレッシャーがあると、親もつい怒ってしまってのびのび遊ばせてあげられない気がする」といった切実な本音が多数寄せられました。
知れば変わる? 実際のサービスは親の味方

「借り物だから気を遣う」「愛着が湧いたときに返却するのが可哀想」。 こうした親たちの本音や不安はもっともですが、実は現在の主要なおもちゃサブスクサービスは、こうした悩みを解消する仕組みを整えています。実際、アンケートでも「サービスをよく知っている層」に限ると、自分の家への導入賛成率は約2倍(42.9%)に跳ね上がります。
原則、汚れや破損の弁償は不要
「壊さないで!」と監視するストレスこそが一番の懸念でしたが、大手サービスの多くは日常的な遊びでの破損や汚れについて弁償を求めていません。せっかく買った高価なおもちゃを壊されて親がイライラしてしまうより、「どうせレンタルだから」と割り切れるサブスクの方が、親も穏やかな気持ちで子どもを見守れるという見方もできます。(参照:Toysub!公式サイト)
お気に入りはそのまま買い取り可能
子どもがすっかり気に入って手放さないおもちゃは、そのまま買い取る(自分の物にする)ことが可能なサービスも多いです。すべてをレンタルで済ませるのではなく、「まずはサブスクでお試しをして、本当に長く遊べる宝物だけを手元に残す」という使い方ができます。(参照:キッズ・ラボラトリー公式サイト)
まとめ:親の「心の余裕」を保つための選択肢になります
「おもちゃはレンタルで」という言葉だけを聞くと、少し冷たく聞こえるかもしれません。しかし、今回「賛成」と答えた22.6%の人たちは、決して子どもの気持ちを軽視しているわけではありません。
すぐに使われなくなるおもちゃで部屋が溢れ返るのを防ぎ、親自身がイライラせずに笑顔で子どもと向き合うための、一つの合理的な「工夫」です。すべてをサブスクにする必要はありませんが、親の心の余裕を保つための選択肢として、今の生活に一部だけでも取り入れてみる価値は十分にありそうです。
*このプレスリリースは概略となります。
以下の記事で他のデータやアンケート回答者の感想なども紹介しているのでぜひご確認ください。
おうち部(「おもちゃは全部レンタルという家庭について」若年層の約半数が容認。シニア層2割と分かれる令和の子育て観」)
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