日本の南にある2つの台風の影響で梅雨前線の活動が活発になり、週末にかけて大雨への警戒が必要です。

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、片平敦気象予報士が、今後の雨や台風の影響について解説しました。

【片平気象予報士の解説】
梅雨前線の活動が活発になってきていて、南に2つある台風がこれからだんだん近づいてきて、影響も出始めます。

ですからこの雨で終わりじゃなくて、これからむしろ強まってあす(26日)、あさって(27日)と続く恐れがあります。

災害が各地で発生してもおかしくありませんので、厳重な警戒をしていただきたいです。

■雨の災害の怖いところは「降った雨が土の中で染み込んでいる間は危険性が続く」

雨の災害の怖いところは、「止んで終わり」ではなくて、その降った雨が土の中で染み込んでいる間は危険性が続きます。

すでに降った雨で地盤が緩んでいるところに、さらに台風から変わる熱帯低気圧や台風による雨の影響も加わるということで、災害、特に土砂災害の危険性が高くなるということが心配です。

25日午後1時現在の雨雲の状況は、梅雨前線の分もずっと続いているような状況になっています。

特に注目していただきたいのは九州の北部です。まだ雨足の強まる時間体もありそうです。

■27日土曜には紀伊半島・東海・関東で強い雨か

この後の雨雲の予想をご覧いただきますと、これからあさって(27日)にかけて、まずあす(26日)、梅雨前線がほぼ同じような場所に停滞しているので、同じような場所で雨が続きます。それもだんだんと雨足の強まるところもあります。

土曜日(27日)になると、南から台風7号と、熱帯低気圧(=台風8号から変わる)が近づいてくるという見込みです。

土曜日の正午のコンピューターの予想は、前後する可能性はありますが、紀伊半島の周辺から東海地方、そして関東地方にも赤い表示のところがあります。

土曜日にかけて特に雨足が強まってきそうなところが心配です。

■東海地方は27日正午までの24時間に300ミリの雨量の予想も

今回は気象庁が日曜日の正午まで、それぞれ24時間・24時間・24時間という情報を発表しています。

一番影響が長引くのは、関東甲信地方です。雨の予想は東海地方もそうなんですが、100ミリ以上24時間降るという状況が、関東甲信地方や東海地方ではこういった雨がどこかで降り続けるという状況です。

特に東海地方はあさって(27日・土曜)の正午にかけて多いところで、300ミリ。

この3日間ぐらい全体で考えてみると、もしかするとほんの数日の間に1カ月か2カ月ぐらいの雨が降ってしまうような、そういった危険な状況になる恐れがあります。

■レベル4土砂災害危険警報が福岡県・佐賀県・長崎県に(25日午後2時現在)

今(25日午後2時現在)、警報が出ているところもあります。

レベル4土砂災害危険警報が福岡県・佐賀県・長崎県、またレベル3土砂災害警報が佐賀県や長崎県に発表されているところがあります。

今雨が上がっていても地盤が緩んでいますから、厳重な警戒が必要です。

また、レベル3大雨警報が広島県と長崎県にも発表されていますので、低い土地の浸水や川の増水にも警戒をするようにしてください。

■2つの台風 1つは熱帯低気圧に変わるも雨の強さは変わらず

南の方にある台風8号はこの後、だんだん北上していって、土曜日(27日)に紀伊半島から関東地方のだいぶ近いところまで進んできます。

熱帯低気圧に変わりますが、風が弱まっても雨の強さは変わらないという状況なので警戒が必要です。

さらに追いかけるようにして、台風7号が西日本から東日本をやはり金曜の晩ごろから土曜日にかけて通過していきそうですので、こちらも警戒が必要という状況になります。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年6月25日放送)

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