6月24日夜の出火から、まもなく丸1日経つ出雲市中心部で発生した大規模火災。
被害は、15棟以上に上っています。
燃え広がる様子を捉え続けたTSKのカメラで当時の様子で振り返ります。
出雲市今市町の商店街「サンロードなかまち」、一夜明けた火災現場です。
福村翔平記者:
大規模火災は、どこで発生したのか。
現場はJR出雲市駅から約400メートルの位置にある商店街。
飲食店や商店のほか住宅も立ち並ぶ密集地で、かなりの広範囲に被害が及びました。
被害は、商店街のメインストリートの南側を中心に15棟から20棟の建物が焼けたとみられています。
この火事で消火活動中の消防団員2人が体調不良を訴え、救急搬送されました。
中心市街地での大規模火災、映像で振り返ります。
火事の発生は、23日午後7時半ごろ、「建物の2階から黒煙が噴出している」と近くの人から消防に通報がありました。
発生から1時間後の午後8時半、TSKの取材班は現場に到着しました。
火元とみられる場所から100メートルほど離れたこの位置から取材をはじめます。
田淵木萌記者:
前の建物で被害の全容は見えませんでしたが、空が広い範囲で赤く染まり、すでに複数の建物に延焼していることが分かります。
それから30分後の午後9時、現場を俯瞰できる高いビルの上に移動します。
野田貴カメラマン:
火の勢いが弱まることはありません。激しい炎が見えます。
隣の家に火が移ったようです。激しい炎が出ています。
みるみるうちに被害が拡大していきます。
発生からわずか2時間足らずで一帯は火の海に…。
野田貴カメラマン:
ここから見ますと、4軒以上、火が上がっているのが見えます。
田淵木萌記者:
見える範囲で5軒以上、燃えています。
さらに、状況は悪化していきます。
火柱が上がり、延焼のスピードが一気に上がります。
警察/消防:
降りてください。さらに規制線を伸ばします。
この駐車場から出てください。あっち側からお願いします。
火の手が広がり、消防が規制線を張ります。
取材班は安全な場所から取材を続けます。
懸命な消火活動が続く中、特徴的だったのが、はしごの上から散水できる高所放水車です。
そして、発生から4時間半、日付が変わり24日午前0時半。
取材班は現場を見下ろせる場所に移動。安全を確保したうえで取材を続けます。
日付が変わっても火の勢いは衰えません。
警察:
危険ですので、現場から離れてください。
火の勢いが収まり始めたのは午前2時頃。
その後、発生から約10時間がたった午前6時前に消防は、これ以上燃え広がる可能性はないとして「鎮圧」を宣言しました。
建物15棟以上を焼き尽くした今回の火事。
出雲市内では一時、約50人が避難、不安な夜を過ごしました。
避難した人は:
心配と慣れないところと下が硬くて寝られなかった。
一夜明け、火は収まったように見えましたが…。
福村翔平記者:
(午前9時半ごろ)消えたと思われたが再び炎と黒煙が。
ところどころで再燃し、24日午後になってもくすぶり続けていました。
現在でも完全に消し止められる「鎮火」には未だ至っていません。
