福島市で、山の斜面に設置された太陽光パネルの反射光をめぐり、市が実態調査を行った。
事業者の事前シミュレーションでは反射は1日最大5分程度とされていたが、市の現地調査では最大53分に及ぶ地点が確認された。
直視できぬ「太陽光パネル」反射光の実態
福島市にある先達山太陽光発電所で17日に撮影されたのは、山の斜面で強烈な光を放つ「太陽光パネル」だ。
光の反射、光害をめぐって、福島市の職員が実態調査を行った。
福島市環境政策課の宍戸郁夫課長は、「まぶしい。太陽を直視しているのとほぼ同じくらい。直視できないまぶしさ」と話している。
現場は東京ドーム約20個分の山林を切り開いて作られ、2025年9月から商業運転が始まっていたが、市民は光害の発生を繰り返し指摘していた。
現地調査では事業者想定の10倍以上
これまで発電所の事業者が事前に行ったシミュレーションでは、反射する光が継続する時間は1日あたり最大で5分程度だとされていた。
ところが、福島市が現地調査したところ、反射時間が最大53分になる地点が見つかった。
事業者の示したシミュレーションとの差は10倍以上だ。
これを受け、5月に市の立ち会いのもと、事業者が現地調査を行った。
宍戸課長は、「『光害』も、もともとは『光らない・市街地方向には光らない』というふうに事業者は言っていたが、実際には光っているという状況を事業者も確認したということで、一歩進展はあった」と語っている。
福島市は、7月中旬まで記録を続ける計画だ。
(「イット!」 6月22日放送より)
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