アメリカとイランによる戦闘終結に向けた対面協議がスイスで開かれました。
仲介国のカタールとパキスタンを交えたアメリカとイランの高官協議は21日、スイスで開催され、協議後、パキスタンとカタールは共同声明を発表し、アメリカとイランが協議を政治レベルで監督する「ハイレベル委員会」を設置することで合意しました。
また、ホルムズ海峡の安全な航行を確保するための連絡体制や、レバノンでの停戦を監督する仕組みを設けることで一致したとしています。
アメリカ・バンス副大統領:
イランが核査察の受け入れで合意した。(査察の協議は)今週中にも行われる見通しだ。
アメリカのバンス副大統領は22日、現地スイスで記者会見し、協議で「多くの進展があった」と評価した上で、イランがIAEA(国際原子力機関)の査察を受け入れることに合意し、今週中にも査察に関する協議が始まると主張しました。
一方、イランのアラグチ外相も石油や石油製品の輸出制限がなくなり凍結資産の一部が解除されたと、協議の成果を強調しました。
今後は、実務者レベルの話し合いがスイスで続けられますが、イスラエル軍がレバノン南部への駐留を続けるなか、協議が順調に進むかは不透明です。
