文系の総合大学だった広島修道大学が来年春、新たな学びの形へと生まれ変わろうとしています。
受験生たちの反応を「ツイセキ」しました。
21日、広島修道大学で開かれたオープンキャンパス。
ある学部に人だかりができていました。
【高校生】
「タガメ」「でかい!」
【広島修道大学 鈴木智也 准教授】
「タガメはもう一回りぐらいでかいのいるかな」
【高校生】
「でか!」
教室に展示されていたのは昆虫や海の生物の標本。
来年春に設置される予定の「農学部」を紹介するブースです。
修道大学では初の理系学部とあって多くの人が集まりました。
【広島市内からの高校生】
「(生物は)結構好き」
「見るの好きです。(農学部は)あまり見たことがなくて、新しい発見があったので興味があるなと思いました」
「将来の夢は…(大阪の水族館)海遊館で働きたいと思って。結構あまり広島(市内近郊)にない学部だったので」
想定を上回る多くの人が訪れ、新しい学部への関心の高さが伺えます。
【広島修道大学 三本木至宏 教授】
「受け皿が今までなかったという声を聞きまして、あ、そうだったのかなと今は思っています。本当は農学をやりたいんだけど農学というのがなかなか広島県内に数が少なかったというところがあろうかなと思いますので、まさにニーズに合致した学部になるんじゃないかなと思います」
修道大学が理系分野を中心とした学部を設置するのは初めてで、3年前から準備を進めてきました。
【広島修道大学 矢野泉 学長】
「広島という地域の特徴を生かした教育・研究とは何か。重要な食、農、生き物、環境の分野の専門性を高めていくということを決定して、農学部の設置に取り組んでいます」
「農学部」は食・生物・環境に関する3つの分野を柱とした学科で構成される予定で、現在、キャンパス内では新しい校舎の建設が進められています。
【広島修道大学 冨田俊幸 教授】
「一緒に行く人がいましたら、お願いします、環境について考えましょう」
21日のオープンキャンパスで人気を集めたのが、実際の授業を想定した体験会。
【広島修道大学 冨田俊幸 教授】
「(池からすくい上げる)ほら。つぶつぶつぶつぶ」
【参加者】
「あ、本当じゃ!めっちゃ多い」
【広島修道大学 冨田俊幸 教授】
「ちっちゃいやつね。白っぽいやつ」
豊かな自然に囲まれたキャンパス内…。
希望者が校舎のすぐ横にある池でプランクトンを観察しました。
【広島市内の高校生】
「生き物が好きなので、プランクトンとか観察できると言われていたので、行ってみたいなと思って。普通にこういう池にあんなにいっぱいプランクトンがいるのを初めて知ってすごく面白かったです」
【生物の研究を熱望する高校生】
「説明会とかで聞いた感じ、フィールドワークとかが多くて、生物の研究を昔から目指しているので楽しみに入学をしていますね」
県内外で大学再編の動きが加速する中、修道大はこれまで文系大学として培ってきた強みをいかしながら、社会や人々のニーズの変化を見据え、時代にあった教育のあり方を模索しています。
【広島修道大学 三本木至宏 教授】
「(人々は)食べていかなければ生きていけませんし、それが手に入らないと食べることができないというところでその手に入るというのは、理系という要素よりもやはり社会科学、文系ですかそういう要素も必要でして。農学というのはその両方やっていくわけですよね。食と生物と環境というその3つを研究教育。若い生徒さんに学生に伝えていきたいと思っております」
広島修道大学では、来年4月の農学部設置を目指しています。
