秋田市は、施設の老朽化や人口減少などを背景に、上下水道料金の値上げを検討しています。5月には当初の案から値上げ幅を抑えた案が提示されていますが、19日に開かれた市議会の委員会で、値上げ幅を抑えたことによる水道局の経営への影響や、短期間で再び値上げとなるのではないか、といった意見が委員から出されました。
秋田市は、水道施設の老朽化や物価高に伴う維持管理費の増加、人口減少による収入の減少を背景に、2027年4月から上下水道料金を値上げすることを検討しています。
有識者や消費者代表などによる審議会では、市が2026年4月に示した料金の改定案に対し、「値上げ幅が大きい」といった意見が相次ぎました。
これを受け、5月の審議会で値上げ幅を縮小した新たな案が示されています。
それによりますと、1カ月の負担額の増加は、一般家庭で上下水道合わせて、1人暮らしが534円、2人暮らしが682円、4人家族では1529~1705円となる見通しです。
19日の市議会建設委員会で委員からは、値上げ幅を縮小したことによる水道局の経営への影響を心配する声が上がったほか、近い将来さらに値上げするのではないかという懸念の声も聞かれました。
秋田市議会建設委員会・安井正浩委員:
「もう数年後にはまた引き上げがあるのか。致し方ないことだとは思うが」
秋田市上下水道局・白旗史人総務課長:
「次回の改定率への影響は避けられないとは思うが、経営努力を重ねていき、できるだけ次回改定率の抑制に努めたい」
審議会は、最終的な上下水道料金の改定案を7月に市に答申する予定です。
