福島県福島市の先達山太陽光発電所からの光の反射をめぐり、福島市は検証を続けている。現地での実態調査に同行した。
■直視できないまぶしさ
6月17日午後4時すぎの福島市土船。
カメラを手にした福島市の職員が観測していたのは、太陽光発電所に設置されたソーラーパネルからの光の反射。
福島市環境政策課の宍戸郁夫課長は「まぶしいですよね。太陽を直視しているのとほぼ同じくらい。人間が感じるまぶしさとしては、直視できないまぶしさだと思います」と話した。
■シミュレーションとの違い
2025年9月末に商業運転を開始した先達山太陽光発電所をめぐっては、太陽光パネルからの光の反射いわゆる「光害(ひかりがい)」の発生が市民から繰り返し指摘されてきた。
事業者は2025年12月に、光が反射する場所や時間を計算したシミュレーション結果を福島市に提出したが、その後に福島市が行った現地調査では反射光は最大で一日53分確認され、事業者の予測と比べて10倍の長さに及んだ。
■共通の認識となる
これを受けて、2026年5月には福島市の立ち合いのもと事業者による現地調査が実施された。
福島市環境政策課の宍戸課長は「もともとは“光らない・市街地方向には光らない”という風に事業者は仰っていたけども、実際には光っているという状況を事業者も確認したということで、一歩進展はあったと。つまり今後、市が対応を求めていくにあたって、事業者も共通認識に立っているという風に私は考えています」と語った。
■結果との差異をどう評価?
この日、福島テレビの取材クルーが撮影した現場では、午後4時ごろから午後4時半ごろにかけて反射光が最も強くなった。
福島市は夏季分の調査として、7月中旬まで記録を続ける計画だ。
福島市環境政策課の宍戸課長は「まずこの調査結果を受けて、事業者がシミュレーション結果との差異をどのように評価するのかと、そこに注目をしています。そのうえで市も対応を求めていくという考え方」だと話した。
