6月19日に福島県南会津町の役場駐車場で開催された「南会津の日本酒で乾杯!2026」
会場に集まった皆さんの手には、地元・南会津の日本酒。そしてステージの子供たちの手には…なんと「牛乳瓶」!?一体どんなイベントなのでしょうか。

■日本酒の町・南会津
南会津町といえば、全国屈指の日本酒の町。町内には「開当男山酒造」「花泉酒造」「国権酒造」「会津酒造」という4つの蔵元があります。
なんと、そのうち「国権酒造」と「会津酒造」の2銘柄が、今年の「全国新酒鑑評会」で見事金賞を受賞しました!
そんな最高の一杯を味わえる会場では、イベントのハイライトである「一斉乾杯」が行われ、会場の熱気は最高潮に。大勢で乾杯して飲む日本酒は、より一層おいしく感じられます。
会場では、大人から子供まで楽しめる嬉しい無料企画が目白押しです。純米酒や牛乳のふるまいや酒粕のつかみ取りという日本酒の町ならではの企画も。

■日本酒とチーズは科学的にも相性抜群!
続いての注目は、日本酒に欠かせない「おつまみ」。会場の特設コーナーでは、様々なチーズが販売され賑わっていました。
一見意外に思える「日本酒とチーズ」の組み合わせですが、実は科学的にも相性が抜群!チーズにはアルコールの分解を促し、悪酔いを防止する効果があるため、おいしいだけでなく身体にも嬉しいペアリングなのです。
日本酒のタイプに合わせたチーズをその場で合わせて楽しむことができます。

■きっかけは「乾杯条例」
チーズの元となる牛乳の生産地はお隣・栃木県の「那須塩原市」。イベントのハイライト“乾杯”でも牛乳を手にした人が…ここで気になるのが、なぜ南会津の日本酒イベントで那須塩原市の牛乳がふるまわれているのでしょうか?
その理由は、お互いの自治体に共通する「乾杯条例」にありました。
乾杯条例とは、乾杯の際に地元のお酒(特産品)を使用することで、その普及や地元産品の愛用を促すことを目的とした条例。

詳しいお話を、イベント副会長であり、国権酒造の代表取締役でもある細井信浩(ほそいのぶひろ)さんに伺いました。
細井さんは「元々南会津町では、地元の蔵元を応援するために『日本酒で乾杯条例』がありました。一方、那須塩原市には『牛乳で乾杯条例』があったんです。そこで、お互いの特産品を盛り上げようと3年前から連携が始まりました」と説明してくれました。

単に町全体でPRするだけでなく、双方が手を取り合って宣伝し合うことで、大きな相乗効果を生み出しているこのイベント。今年で13回目を迎え、自治体の垣根を越えた熱い絆が育まれています。

■イベント終了後は、町内の飲食店へ
午後7時に終了とお酒のイベントにしては、ちょっと早めの時間。実は、イベント後は各自自由に町内の飲食店へと繰り出すのがこのイベントのお決まり。
細井さんも「イベントが終了した後は、ぜひ町内の飲食店に足を運んで、日本酒を楽しんでください!」と呼びかけました。

《南会津の日本酒で乾杯!2026》
・開催日時:2026年6月19日(金曜日) 午後7時まで
・開催場所:南会津町役場 駐車場
・参加料:無料(※純米大吟醸酒の販売、グッズ、スイーツ販売など一部有料あり)

福島テレビ
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