福岡県飯塚市の業者が法律で定められたLPガス容器の再検査を行わず合格の刻印をしていた問題で、警察は18日、法人としての業者と代表取締役ら4人を高圧ガス保安法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは飯塚市の大内田産業と代表取締役の男(68)や工場長の男(46)ら4人です。

県警生活保安課によりますと男らは共謀し2025年1月、飯塚市内の工場で県内のガス販売業者から依頼を受けたLPガス容器1本の再検査せずに合格の刻印をしたなどの疑いが持たれています。

問題を把握した県が去年7月、大内田産業の容器検査所の登録を取り消す行政処分を行うとともに、警察に刑事告発していました。

容器の再検査は製造20年未満なら5年に1回、製造20年以上なら2年に1回義務付けられていて再検査の不正は5年間で約8万5000本に上るということです。

4人は容疑をおおむね認め「30年ほど前から不正が行われていて、罪悪感や抵抗感が薄れていた」「不正行為を長年黙認していた」などと話しているということで、県警は長年の慣行で不正が続いていたとみています。

県警によりますと、容器検査所を高圧ガス保安法違反の疑いで摘発するのは全国初だということです。

テレビ西日本
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