令和8年度第79回北海道高等学校サッカー選手権大会は6月17日、札幌厚別公園競技場で決勝戦が行われ、旭川実業が酪農学園大附属とわの森三愛を1-0で破り、2年ぶり8度目の優勝を飾りました。これにより、インターハイ出場権を獲得しました。

 「苦しい試合になる」と旭川実業の國井康之監督が予想していた通り、試合は両チームが譲らない緊迫した展開となりました。全校応援を受けた酪農学園大附属とわの森三愛の大声援が響く中、両チームとも得点を奪えず、互角の展開が続きました。後半に入ると、旭川実業は早めのメンバー交代で徐々に押し気味となりましたが、終盤まで0-0のまま均衡は破れませんでした。

 そして後半68分、旭川実業がコーナーキックを獲得すると、キャプテンのDF・菊池煌介選手(3年)が頭で合わせ、ついに均衡を破りました。ゴールを決めた菊池選手は「とにかく最後、突っ込んでやろうと思ったので、とりあえず突っ込みました。あまり僕はゴールを決めないので、決められて本当にうれしかったです」と喜びを口にしました。

 また、ディフェンダーとして無失点に抑えた守備については、「動き出しも遅かったし、声もかけられてなかった。課題がいっぱいあるので練習します。チームとしても相手に隙なくやれたと思っています」と反省点も挙げました。

 一方、好セーブを連発した酪農学園大附属とわの森三愛のGK・是澤勇士選手(3年)は、「コーナーキックが緩めに来て、自分がパンチングしようと思ったんですけど、1、2歩遅れてしまって、先にヘディングで触られてしまった。自分としては防げた1点だったと思います」と悔しさを口にしました。

 それでもアディショナルタイムには、酪農学園大附属とわの森三愛は、MF・近藤竜空選手(3年)のシュートがクロスバーに弾かれるなど必死に攻め立てましたが、旭川実業が1-0で競り勝ち、2年ぶりにインターハイへの切符を手にしました。


 國井監督は、このチームについて、「突出して何かがあるわけではないので、みんながやるべきことをとにかく徹底してやる」と話しました。全国へ向けては、「今回の大会で結構、課題が見えてきた部分もあるので、もう1回ちゃんと振り返って修正し、1つずつやっていきたいなと思っています」と意気込みを述べました。

 北海道代表の旭川実業は7月25日から福島県で開催されるインターハイに出場します。

北海道文化放送
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