不正薬物の押収量が増加傾向にある中、密輸などを防ぐために洋上監視にあたる大型監視艇『りゅうと』が6月17日、報道陣に公開されました。
【井上聖貴アナウンサー】
「新潟に広がる日本海で、まぶしいほどに白いこちらの監視艇が不正薬物などの密輸を取り締まります」
6月17日、報道陣に公開された大型監視艇『りゅうと』。
2020年に東京税関新潟税関支署に配備されたのもで、全長37m、幅6.6m、重さ143t、平常時は時速約55kmで航行します。
3層構造になっていて、最下層には就寝することができる部屋が7室。2層目には小型ボートが置かれている甲板や共用スペースがあります。
そして、最上部にあるのが…
【井上聖貴アナウンサー】
「こちらが船を操る部屋、操舵室です。搭載されたレーダーで捉えた船がこのモニターに表示されています。小型船も捉えることができるということです」
乗組員と監視員、合わせて10人ほどの体制で搭載されている2つのレーダーやカメラを使って監視しています。
これまで『りゅうと』が摘発した事例はありませんが、おととし5月、横浜税関が千葉沖で取引されたコカイン約178kgを漁港で摘発しています。
財務省関税局によりますと、去年の不正薬物の押収量は前年と比べて15%多い約3200kgで、6年ぶりに3tを超えたということです。
【東京税関新潟税関支署 宮本智 支署長】
「新潟県は海岸が長い。密輸の手口が増えている中で、海岸線を水際で守るということを強化して、緊張感をもって日々取り締まりをしていく」
新潟税関支署は不審な船や漂流物を見つけたら24時間受け付けている密輸ダイヤル〈0120-461-961〉に連絡してほしいとしています。
