止まらないクマの出没。
17日は各地で人身被害が相次ぎました。
クマに人が襲われたのは、四方を山に囲まれた奈良・下北山村。
17日朝、60代の男性が自宅の離れにあるトイレを出たところでクマに襲われ、頭と顔から出血をするけがをしました。
男性を襲ったクマは見つかっておらず、山あいの村には不安が広がっています。
近隣住民は「まさかです。(クマは)東北の話かと…」と話しました。
一方、取材班が向かったのは兵庫・宝塚市。
15日夜には市内でクマの目撃情報が2件寄せられたばかりです。
現場周辺にある、本格的なレースが楽しめるカート場。
16日夜から、ある秘策でクマを撃退しようとしていました。
門の前に鍋がつり下げられています。
この鍋は一体…。
たからづかカートフィールド・平川明紘マネージャー:
これをもっと思いっきり鳴らしている。
朝と晩にレース場の門を開閉する際、木の棒で鍋をたたき、大きな音を出してクマを寄せ付けないようにしようというのです。
たからづかカートフィールド・平川明紘マネージャー:
急にクマがぴゃーっとくると怖いので。音を出したら(クマは)逃げていくと聞き、こういう対策をできる範囲でしている。
レース場の利用者は「小さい子とかも来るので、安心なのに越したことはない」と話していました。
列島にクマへの危機感が高まる中、オープンカーでドライブ中の男性が遭遇したのは木登りクマでした。
15日、宮城・仙台市内で撮影された映像には、木の上で執拗に枝を揺らす様子が映っています。
しばらくして木登りクマは道路に出ると、木を揺すって落とした葉っぱをパクパクと食べていたといいます。
この時、オープンカーに乗っていたという男性は「(クマが)木に登っているから、もし飛びかかってこられたらヤバいじゃないですか…オープンカーだし。『うわっでかいな』と思った。来られたらすぐ(オープンカーで)逃げられるようにしていた」と話しました。
クマの出没が相次ぐ中、東京都はこれまで禁止してきたクマの狩猟について、2027年度から解禁する方針を明らかにしました。
狩猟が解禁されれば約20年ぶりです。
