市職員と審判員の二刀流…松江市の三原純さん“世界最大”の舞台へ
島根・松江市役所に勤めるの三原純さんが、日本時間6月12日開幕の『FIFAワールドカップ2026』の審判員に選出された。
「何億人、何十億人が見る」世界最大の舞台へ、三原さんは松江市民の期待を胸に決意を新たにした。
市役所勤務と審判活動を両立 二足のわらじでキャリア築く
三原さんは、松江市スポーツ振興課に勤務する市の職員だ。
平日は市役所での業務をこなしながら、休日には各地の試合へと赴き、国際試合やJリーグの公式戦で副審を担当してきた。
2017年にサッカー国際審判員に登録されて以来、着実にキャリアを積み上げてきた三原さん。
その努力の証として、昨年は過去最多となる20試合で国際審判員を務めた。
「本業」と「審判員」という“二足のわらじ”を履きながら、世界の舞台を目指し続けてきた。

狭き門を突破し悲願成就
ワールドカップの審判員選出は、数年間にわたる厳しい審査を経て決まる狭き門だ。
今回の北中米3か国大会で日本から選ばれたのは、三原さんを含めてわずか2人にすぎない。
三原さんにとって、今回の選出は格別の意味を持つ。
前回2022年のカタール大会では惜しくも選に漏れ、念願を果たすことができなかった。
あの悔しさを糧に研鑽を積み続けた末に手にした切符である。
出発を前に、上定市長に報告に訪れた三原さん。
世界最高峰の舞台への決意を新たにした。

日本からわずか2人選出 地域の期待背に大舞台へ
選出の報が広まるにつれ多くの声をかけられたという。
三原さんは「たくさんの方から『おめでとう』と声をかけていただいて、盛り上がってくださっているのを見ると、本当にやってきて良かったなと」と喜びを語る。
松江市民をはじめ、各地から寄せられる温かい声援は、三原さんの背中を力強く押している。

「何十億人が見る舞台」で公正守る大役に挑む
ワールドカップという舞台の規模は、国内の試合とは比較にならない。
三原さんは「皆さまの思いを背負って現地に向かっていきたい。1つの試合も何億人、何十億人が見ると思うけど、そういう方々がこの試合良かったなと思ってもらえるような試合になればいいなと思います」と意気込みを語った。
審判員として試合の公正さを守り、世界中のサッカーファンに最高の舞台を届けること、それが三原さんの使命だ。
日本時間6月12日に開幕したFIFAワールドカップ2026。
松江から世界へ、三原純さんの挑戦が始まっている。


